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2019年の節分はいつ?由来や意味は?なぜ豆まきや恵方巻き?

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節分
今年の節分は、2月3日の土曜日になります。

しかし、その節分について、皆さんはどのぐらい知っているでしょうか?

お子さんがおられる方々は鬼のお面を被らされ、豆をくらう側でしょうが、ふと、お子さんに、なんで節分には豆をまくの?と聞かれ時、しっかりとわかりやすく答えられますでしょうか?

本日は、その節分の起源や由来についてまとめ、豆まきのやり方や恵方巻き、柊鰯、また年によって日にちが若干前後する理由などもあれこれまとめていきます。

節分の由来や意味!なぜ恵方巻き・柊鰯?豆まきの仕方や食べる数は?

節分

節分は季節の分かれ目を意味する!?

節分とは、季節の変わり目に置かれた暦日のことです。

というのも、この季節の変わり目を把握することは、農耕や自然災害などに備えるなどのことにおいて、古くからとても重要なことであったからです。

そして、この季節の変わり目を把握する考え方に、中国の二十四節気という暦法が日本でも取り入れられていました。

二十四節気

季節というのは、基本的に、太陽がもたらすものです。

なので、月の満ち欠けを基準にする太陰暦では、正確に捉えることはできません。

また、太陽の動きも考慮した太陰太陽暦でも、数年に1回閏月を導入しなければならないもので、季節を正確に捉えるという意味では、今ひとつ不十分でした。

でも、数年に一回30日ほど増えて、一年13ヶ月になるなんて、考えてみると不思議で面白いですね(笑)

話を戻しまして、そこで、太陽の動きから季節を割り振る二十四節気という暦法を作り出しました。

昔の人は、星座の上を移動する軌跡(黄道)からその一周を一年と考えていました。

ちなみに、太陽の通過する星座のことを黄道十二星座と呼ばれ、それは今日でもおなじみの星座のことです。

そして、その黄道の角度に基づいて、季節を24等分に割り振ったものが二十四節気と言います。

太陽が最も高くなる地点を夏至、最も低くなる地点を冬至と決め、その中間に、春分、秋分、その二至二分の間にさらに立春・立夏・立秋・立冬(四立)を配置し、その四立の前日を節分と言い、現在、節分といったら立春の前日のみを意味しますが、本来、節分とは年に4回あるものなのです。

なぜ立春の前日の節分だけが残っているのかというと、立春の前日である節分が旧暦上の大晦日であることから、今でも昔の名残が形として残っているのだそうです。

そして、この二十四節気は、現在のグレゴリオ暦と同じ、太陽の運行を捉えたものなので、季節を正確に把握することが可能になりました。

しかし、地球は楕円軌道を描く為、太陽との距離により速度に違いが現れ、その影響からどれも均等に割り振ってしまうと微妙な誤差が出てきてしまいます。

なので、正確に太陽との角度から割り振られる、定気法が用いられることが一般的でした。

以上が中国の二十四節気という考え方の説明になります。

節分は中国の儺(な)がルーツ!?

儺とは、元々は中国の行事で、平安時代頃に日本に伝わり、一年の終わりに、普段隠れている鬼や魔物を追い払い、新たな年の健康、豊作、長寿をもたらす行事として行われていました。

日本では宮中行事として行われており、金色の4つの目をもった面をつけ、右手に矛、左手に大きな楯をもった、鬼を追い払う方相氏(ほうそうし)と呼ばれる役人が大内裏を駆け回る際に、弓矢や太鼓で応戦し、これにより鬼を追い払っていたようです。

しかし、9世紀頃になると方相氏が鬼の役目に変わるそうです。

なぜ豆をまくの?

上述の宮中行事が庶民に広まった結果、豆をまくようになりました。

そもそも、なんで豆をまくのかというと、元々、大豆には穀霊が宿るとされることから神事にも用いられており、また、平安時代、京都の鞍馬山から出てきた鬼が都を荒らすのを鬼の目に大豆を投げつけることで退治したという故事伝説なども残されております。

魔の目を豆によって潰したというところから、魔を滅するもの→魔滅→豆という風に通じるのだとか。

また、節分の豆撒きでは炒った豆を使用しますが、それは宮中行事で使われていた弓矢の”射る”から連想されるものだったり、魔の目に目掛けて投げる(射る)から来ているのだとか。

節分のズレはなぜ生じるのか?

節分とは上でもちょろっと説明した通り、立春・立夏・立秋・立冬の前日、季節の変わり目を指し、これは旧暦上の暦日であり、それを現在使われているグレゴリオ暦に当てはめただけのものです。

それでは、その節分とは以前、どのように決められていたのかというと、二十四節季という中国で生まれた考え方に基づきます。

二十四節季とは、黄道十二星座上を移動する太陽の動きから季節を24に分割する考え方で、太陽の軌道を根拠としている為、季節を把握するのに古くから重宝されていたものです。

具体的には、この十二星座上の太陽の軌道から割り出される理想的な太陽の軌道を黄道と呼び、この上を15度進むごとに、季節が一つ進むというものです。

しかし、地球の公転周期は約365.24日ですので、毎年約0.24日進んでいきます。

これを補正するために、閏日が挿入されるわけです。

閏年は400年に97回挿入され、それにより誤差はほとんど解消され、年に26秒程にまで縮まります。

これは約3320年に1日ずれるもので、巨視的な範囲でのズレはほぼないと言えます。

しかし、微視的な範囲では、この誤差の修正が大きく影響し、数年に一度単位でのズレを生じさせます。

つまり、二十四節気という考えでは、太陽が黄道上を15度進めば季節が一つ進み、一方、現在使われているグレゴリオ暦では、地球の公転周期の誤差の影響から閏日なるものが挿入され、その微視的影響から日付がズレる。ということです。

以上が節分がズレる主な原因の説明になります。

まぁ、節分がズレるというよりも、立春がずれているのですがね。。。

ついでなので、豆まきの仕方についてもまとめていきましょう。

豆まきの仕方と食べる数

まずは、お豆を用意します。

これは炒った豆を使用し、スーパーなどに売っている節分用の豆ならばすべて炒ったものですので、ご安心を。

本当は、三方、または、枡に豆を入れて神棚に供えるのですが、神棚がある家が少ないと思いますので、省略で。

次に、豆まきをするのは節分の日の夜です。

というのも、鬼が出るのが夜だからです。

家の厄災を払うので、基本的に、課長である父親が豆をまきますが、年男、年女、厄年の人が豆まきをする場合もあるそうです。

まぁ、大抵のおうちはお子さんがまきますよよね。

豆をまく際は、玄関や窓を開け、鬼を追い出すように部屋の奥から「鬼は外!!」と豆をまき、まいたら鬼が入ってこれないように窓を閉めます。

一通りまき終わったら、次は「福は内!!」の掛け声と主に、同様にしてまいていきます。

そして、最後に、年齢より一つ多い豆を食べます。

それは、節分とは旧暦上の大晦日の意で、新年の健康、豊作、長寿を祈願するものなので、年齢より一つ多い豆を食べます。

元々が数え年の意で、2つ多く食べるという説もあるそうです。

また、食べきれない場合は、福茶にして飲むのでもよいそうです。

まぁ、以上がザックリとした節分の豆撒きの仕方ですが、ご家庭内でお子さんと楽しいイベントとしてやるのが一番だと思います。

ところで、そんな節分の鬼の由来について、知っていますか?

節分の鬼の由来や意味

鬼

中国的な”鬼”

中国的な”鬼”についてですが、鬼門という言葉をご存知でしょうか?

この鬼門とは、鬼の出入りする不吉な艮(うしとら)の方角(北東)ですが、その起源は諸説あります。

例えば、鬼が出入りする山があり、その北東にあった門を鬼門と呼んだという言い伝えから陰陽道において、北ー西(陰)、東ー南(陽)であり、北東と南西は陰陽の境になり不安定(不吉)であるという説です。

また、陰は目に見えないもの、邪気の象徴であり、鬼とは、陰(いん、おぬ)に由来するとも言われています。

他にも、万里の長城建設の要因となった北方の強国の存在だったり、北東から吹く風を忌んだという説など色々とあります。

つまり、古くから北東方向にある種の恐怖、脅威なるものが潜在的根底に見えない形として存在し、それを”鬼”という存在と結びつけていることから、その”鬼”の存在とは、それほどまでに人間をおびやかす、恐ろしい存在なのです。

日本的な”鬼”

日本的な”鬼”も中国的な”鬼”の捉え方が普通です。

というのも、そもそも、この”鬼”という概念は中国に由来するものだからです。

実際、京都の都の造りは鬼門を避けたものになっており、東寺の五重塔や京都御所などには、北東角の軒下に木彫りの猿が鎮座し、鬼門避けがなされています。

この猿は、日枝神社(ひえじんじゃ)の本山である日吉山王神社(ひえさんのうじんじゃ)の使者であり、元々、猿は神と人との間をとりもつものとして、昔から敬われる存在でした。

日枝神社に猿の置物があるのも、「さる」という音から、勝る(まさる)→魔が去る(まがさる)とも考えられ、勝運の神や魔除けの神として崇められていたことによります。

また、この御所の猿は、夜になると人にいたずらをすることから金網を貼って、それを出来ないようにしたようです(笑)

また、京都御所には猿の他に、北東の塀をあえて凹ませています。

これは、鬼の角(つの)を取ることから来ているようです。

御所に行ったら、北東の壁の軒下や凹んだ塀をぜひ見てみて下さい。

このように、古くから日本人は”鬼”を恐れていたことが分かります。

しかし、日本には、”鬼”が悪霊から人間を守ったり、村を守ったりするなどの善行なども多く言い伝えられており、恐ろしい存在でありながらもその存在を敬う、畏敬の念を抱く存在でもあります。

秋田のなまはげは、悪事を諌め、災いを祓いにやって来る来訪神であり、人間と密接な存在でもあります。

というわけで、、中国的な”鬼”が日本に伝わりましたが、そこからまた独特な日本的な”鬼”として違う面も生まれました。

ついでなので、豆意外の鬼の弱点をお教えしましょう。

それは、節分でよく行われる行事の一つとして、今でも行われています。。

鬼の弱点!柊鰯(ひいらぎいわし)

hiiragiiwasi
悪事や災難、魔物などをよけるまじないとして門口に掲げる門守というものが存在しますが、まさにそれです。

柊鰯とは、柊の小枝に焼いた鰯の頭を挿したもので、西日本では、やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、やきさし、ともいう。

上の写真からも分かるように、柊の葉はトゲトゲしていて、これが鬼の目を刺すので門口から鬼が入れず、また塩鰯を焼く臭気と煙で鬼が近寄らないという言い伝えです。

逆に、鰯の匂いで鬼を誘い出し、柊の葉の棘が鬼の目をさすとも説明されることがあります。

日本各地(本州)に広く見られる慣わしです

このように、松の葉や柊の尖ったものやにんにくやらっきょう、焼き魚などの匂いの強いものは、昔から魔除け、厄除けに用いられていたものであるそうです。

この柊の処分方法ですが、そのままゴミ箱に捨てるのも何か気がひけるので、近くの神社に持っていってお焚きあげをするか、半紙や綺麗な紙に包んで、塩で清めてから捨てるようです。

そして、節分は他にも恵方巻きがありますよね!

恵方とは?恵方巻きの由来は?

まず、節分とは、旧暦上の大晦日の意で、寒い冬が開け、暖かく、新しい一年としての春を迎えるための行事です。

このため、現在でも立春の前日の節分だけがその名残として残っています。

そして、恵方とは、歳徳神(としとくじん、とんどさん)の在する方角のことを言います。

この歳徳神は、陰陽道において、その年の福徳を司る神であり、その方角に向かってものごとを行うことは、全てに吉をもたらすとされています。

また、その人の生年にあたる本命星と重なれば、特に大吉となります。

しかし、凶神と恵方が重なると、それは凶方位になります。

いくら、福徳を司る神であっても、狂神と重なってしまうと凶になってしまうのですね。

狂神とは、どれだけ強いのか。。。

2019年の恵方は?

それでは、年ごとの方位はこちらになります。

西暦年下一桁→0、5→西南西

西暦年下一桁→1、6、3、8→南南東

西暦年下一桁→2、7→北北西

西暦年下一桁→4、9→東北東

よって、今年は2019年ですので、東北東になります。

なので、東北東を向いて、恵方巻きを食べることになります。

その恵方巻きですが、元々は商家の男たちが、遊女と巻寿司を使った遊びをしていたことが由来で、それが一般にも広がり、その後、寿司屋が宣伝に用いるようになり、そのまま民間伝承的に恵方巻きのような巻きずしを食べる風習が大阪ではひっそりと残っていったようです。

しかし、それはあまり有名ではなく、そのことに目をつけたコンビニチェーンのセブンイレブンが節分に太巻きを販売したところ、これが爆発的に売れ、節分には恵方巻きということが認知されるようになりました。

恵方と恵方巻きについての説明はこのぐらいにして、恵方巻きの食べ方などについてまとめていきます。

恵方巻きのあれこれ

食べ方ですが、恵方に向かって、太巻きを切らずにそのまま無言で一気に食べます。

これを全てやりきることによって、ご利益があるとされています。

注意が必要なのが、切ったり、喋ると、運が逃げてしまうので、買う、作る際には、食べ切れるサイズにしましょう。

また、ご家庭で太巻きを作る際には、七福神に由来する7種類にするのが一般的だそうです。

恵方巻きのあれこれが詰まった分かりやすい動画がありましたので、こちらも見てみて下さい。

まとめ

というわけで、節分についてのあれこれでした。

平安時代の頃ということで、やはり、中国からの影響が強いですね。

でも、こうやって調べてみると、昔のことが今の時代にもこうして残っていたりするので、とても面白いですね。

ズレについては、二十四節季なのにカレンダーに載っているのが勘違いしやすい点ですよね。

節分の豆まきに関しては、上にも書きましたが、色々決まりはありますが、家族のイベントとしてお楽しみ下さい。

記事を書いていましたら、子供の頃、母親が豆を食べるのに四苦八苦していたのを思い出しました(笑)

節分の豆撒きなんて、小さい頃にやったぐらいですが、調べてたら少しやりたくなったな(笑)

地域によっては、落花生を使ったりするようなので、調べてみたら面白いかもです!!

恵方巻きについては一度もやったことがないので、いつかやってみたいですね。

それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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