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節分の鬼の由来や意味とは?鬼の弱点はひいらぎの棘といわしの匂い?

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節分
もうすぐ節分です。

節分といえば”鬼”ですが、それは中国的な”鬼”です。

というのも、節分というのが、中国の儺(な)という行事から来ているものだからです。

本日は、中国的な”鬼”と日本的な”鬼”について、つらつら書いていきたいと思います。

節分についての詳しい起源などはこちらの記事をチェックしてみて下さい。

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鬼

中国的な”鬼”

中国的な”鬼”についてですが、鬼門という言葉をご存知でしょうか?

この鬼門とは、鬼の出入りする不吉な艮(うしとら)の方角(北東)ですが、その起源は諸説あります。

例えば、鬼が出入りする山があり、その北東にあった門を鬼門と呼んだという言い伝えから陰陽道において、北ー西(陰)、東ー南(陽)であり、北東と南西は陰陽の境になり不安定(不吉)であるという説です。

また、陰は目に見えないもの、邪気の象徴であり、鬼とは、陰(いん、おぬ)に由来するとも言われています。

他にも、万里の長城建設の要因となった北方の強国の存在だったり、北東から吹く風を忌んだという説など色々とあります。

つまり、古くから北東方向にある種の恐怖、脅威なるものが潜在的根底に見えない形として存在し、それを”鬼”という存在と結びつけていることから、その”鬼”の存在とは、それほどまでに人間をおびやかす、恐ろしい存在なのです。

日本的な”鬼”

日本的な”鬼”も中国的な”鬼”の捉え方が普通です。

というのも、そもそも、この”鬼”という概念は中国に由来するものだからです。

実際、京都の都の造りは鬼門を避けたものになっており、東寺の五重塔や京都御所などには、北東角の軒下に木彫りの猿が鎮座し、鬼門避けがなされています。

この猿は、日枝神社(ひえじんじゃ)の本山である日吉山王神社(ひえさんのうじんじゃ)の使者であり、元々、猿は神と人との間をとりもつものとして、昔から敬われる存在でした。

日枝神社に猿の置物があるのも、「さる」という音から、勝る(まさる)→魔が去る(まがさる)とも考えられ、勝運の神や魔除けの神として崇められていたことによります。

また、この御所の猿は、夜になると人にいたずらをすることから金網を貼って、それを出来ないようにしたようです(笑)

また、京都御所には猿の他に、北東の塀をあえて凹ませています。

これは、鬼の角(つの)を取ることから来ているようです。

御所に行ったら、北東の壁の軒下や凹んだ塀をぜひ見てみて下さい。

このように、古くから日本人は”鬼”を恐れていたことが分かります。

しかし、日本には、”鬼”が悪霊から人間を守ったり、村を守ったりするなどの善行なども多く言い伝えられており、恐ろしい存在でありながらもその存在を敬う、畏敬の念を抱く存在でもあります。

秋田のなまはげは、悪事を諌め、災いを祓いにやって来る来訪神であり、人間と密接な存在でもあります。

というわけで、、中国的な”鬼”が日本に伝わりましたが、そこからまた独特な日本的な”鬼”として違う面も生まれました。

ついでなので、豆意外の鬼の弱点をお教えしましょう。

それは、節分でよく行われる行事の一つとして、今でも行われています。。

柊鰯(ひいらぎいわし)

hiiragiiwasi
悪事や災難、魔物などをよけるまじないとして門口に掲げる門守というものが存在しますが、まさにそれです。

柊鰯とは、柊の小枝に焼いた鰯の頭を挿したもので、西日本では、やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、やきさし、ともいう。

上の写真からも分かるように、柊の葉はトゲトゲしていて、これが鬼の目を刺すので門口から鬼が入れず、また塩鰯を焼く臭気と煙で鬼が近寄らないという言い伝えです。

逆に、鰯の匂いで鬼を誘い出し、柊の葉の棘が鬼の目をさすとも説明されることがあります。

日本各地(本州)に広く見られる慣わしです

このように、松の葉や柊の尖ったものやにんにくやらっきょう、焼き魚などの匂いの強いものは、昔から魔除け、厄除けに用いられていたものであるそうです。

この柊の処分方法ですが、そのままゴミ箱に捨てるのも何か気がひけるので、近くの神社に持っていってお焚きあげをするか、半紙や綺麗な紙に包んで、塩で清めてから捨てるようです。

まとめ

というわけで、、中国的な”鬼”と日本的な”鬼”と柊鰯についてでした。

日本人はどこか”鬼”のことを”霊”程には怖さを抱いていない気がしますが、中国の方たちはまさにそれを”死霊”として恐れているそうです。

それは、私達が”霊”に関して抱くイメージに近い気がしますね。

これは単純に私のイメージですが。。。

それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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