桜のソメイヨシノの学名や特徴・由来は?クローンで寿命が近い?花言葉は?

更新日:

ソメイヨシノ
今年も桜の季節がやってきました。

桜は満開の時もいいですが、徐々に花開いていく過程も面白いですよね。

そして、それがぱっと咲いて、すぐに散ってしまう姿もまた美しいです。

開花時期が迫ると、気象庁から開花予想がなされますが、なぜ、日本中の300種類ほどある桜についての開花のおおよその予想が出来てしまうのでしょうか。

本日は、ソメイヨシノについて、あれこれまとめていきたいと思います。

桜のソメイヨシノの学名や特徴・由来や寿命などについて

ソメイヨシノ

ソメイヨシノの科目・学名

科目:バラ科サクラ属 落葉広葉樹

学名:Prunus × yedoensis 'Somei-yoshino'

日本の桜とソメイヨシノ

春を彩ってくれる桜ですが、山桜や枝垂れ桜が一般的な京都などの例外的なエリアもありますが、私たちの言う”一般的な桜”というと、”ソメイヨシノ”を指すことがほとんどです。

300種類以上が存在する中、毎年気象庁が発表する開花予想において、”ソメイヨシノ”が採用されており、日本の桜の80%程が”ソメイヨシノ”だそうです。

なぜ、”ソメイヨシノ”がそんなに多いのかというと、それは、人工交配により、同じような性質の桜を作り出すことができることと、公園や街路樹としての景観に適しているということが一致しているからです。

ソメイヨシノは一本の原木からなるクローン

吉野桜
”ソメイヨシノ”という品種は、自家不和合性”の影響により、基本的には、自然に増えることはありません。

”自己不和合性”とは、自身の花粉では受粉しないということです。

なので、周りにソメイヨシノ以外の桜の木があれば受粉し、種子を実らせることもあるようです。

しかし、親の性質が子に伝わるという程単純なものではなく、現実にはその性質はまちまちで、当然、別の性質なものになってしまうものも現れ、そうなってしまえば、木々によって桜の開花がまちまちだったりして、前述した指標にはなり得ません。

どれも1本の原木からなる分身であるが故に、一斉に花を咲かせ、今日の桜の開花予想の指標にも使われているのです。

クローンであるが故に面白い特徴

”ソメイヨシノ”は1本桜というよりも、街路樹などに隣合って植えられていることが多いと思います。

その状況で、ある程度成長してくると、隣の木と木が重なるなんて言う状況は十分に起こり得ると思いますが、ここで面白いのが、同じもののクローンという性質上、一方から伸びた枝を自分のものと認識してしまうのだそうです。

それが原因で日照不足になり、枝が枯れ、その木自体が痩せてしまうこともあるみたいです。

ちなみに、これが樹齢40年ぐらいの目安だそうです。

こういうことを調べて花見をすると、花見がもっと楽しくなるかも?

ソメイヨシノの寿命は60年?

ソメイヨシノ
そんなソメイヨシノですが、50年も経過すると徐々に衰えが見えてきます。

世間では「寿命60年説」がささやかれており、あと10~20年すれば、一斉に寿命がくるのではないかと話題になりました。

ですが、青森県弘前市の弘前公園にあるソメイヨシノはなんと樹齢120年で毎年きれいな花を咲かせています。

ちゃんと手入れされている長生きのソメイヨシノもあるわけです。

青森県弘前市の弘前公園の桜はとても有名ですので、是非とも一度は行ってみたい名所の一つですねぇー。

特に、ライトアップされた夜桜は最高ですねぇー。

弘前公園

話を戻しまして、ただ植えられている環境によっては、寿命より早く枯れる可能性があります。

街路樹などとして多く利用されることもあり、それらは排気ガスなどにさらされる為、その分、寿命にも影響するに違いありません。

ソメイヨシノは病害に弱い?

上にも書いた通り、ソメイヨシノが植樹されている環境が樹木の寿命を縮めています。

例えば、アスファルトに囲まれた街路樹では、根が伸ばしにくく、車の排気ガスで傷つきやすいです。

さらに問題を難しくしているのが、病気や環境の変化で枯れてしまうのはその1本のみではなく、その一帯のソメイヨシノの全てに及ぶことです。

それは、ソメイヨシノの元の株が同じな為、全て共通の特性を受け継いでしまい、同じ病気に同様に弱く、犯されやすいのです。

その伝染病の脅威から、代替品種としてジンダイアケボノという種が挙がっています。

ソメイヨシノの代替品種ジンダイアケボノとは?

ソメイヨシノには、伝染病の脅威が迫ってます。

「てんぐ巣病」という伝染性の病気で、感染すると花が咲かなくなりやがて枯れてしまいます。

ソメイヨシノは、この病気にとても弱く、感染を防ぐ手立てもないことからソメイヨシノの苗木の販売を中止しているようです。

日本花の会ではソメイヨシノに代わる品種として、花の姿や開花時期が似ている「ジンダイアケボノ」を薦めています。

ジンダイアケボノは、ソメイヨシノ系の桜で濃い花色が特徴です。

ソメイヨシノより「てんぐ巣病」にかかりにくい品種で、原木は都立神代植物公園にあり、アメリカに渡った桜でもあります。

今後は桜の名所がジンダイアケボノに代わっていくのかもしれませんね。

日本花の会

話が変わりますが、温暖化の影響から開花時期が早まり、いずれ入学シーズンの晴れ舞台にはすでに散り始めてしまっているのではないかと危惧されており、いずれは入学というよりも卒業を祝う花となっているかもしれませんね。

最後に、ソメイヨシノの花言葉をご紹介!!

ソメイヨシノの花言葉は?

ソメイヨシノの花言葉は「純潔」と「優れた美人」です。

桜全般、その美しさから女性に例えられる花言葉が多いですね。

純潔・・・淡いピンクの五弁の花の風情から

優れた美人・・・咲き誇ったソメイヨシノは一本だけでも美しく、その姿がおしとやかな女性に例えられる

まとめ

というわけで、ソメイヨシノに関するあれこれでした。

和歌で読まれたり、秀吉の醍醐の花見など、古くから日本人に愛され続けてきた桜。

そして、そんな我々の生活の身近にある桜”ソメイヨシノ”は、元々、1本から始まったんだなぁーと思うと、なんだか感慨深いですね。

ちなみに、桜の日本三大名所は、奈良県の吉野山、青森県の弘前公園、長野県の高遠城址公園です。

機会があれば、是非行ってみたいですね。

動画がありましたので、少し長いですが、是非癒やされて下さい。

それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

記事下

記事下

-
-,

Copyright© zelogos , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.