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お彼岸とはいつ?意味は?彼岸入り〜中日〜明けの期間は何をする?

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蓮
みなさんはお彼岸についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。

自分はお墓参りと中日の春分、秋分の日が休みであるというイメージしかないのです。

本日は、そのお彼岸の成り立ちや本当の目的について、あれこれまとめていきたいと思います。

お彼岸とは?春のお彼岸と秋のお彼岸はいつ?彼岸の期間は何をする?

仏教

彼岸とは?意味や由来は?

彼岸とは、雑節の一つで、春分・秋分を中日として前後三日間のことを言います。

つまり、知っておられる方も多いかと思いますが、彼岸には春のお彼岸と秋のお彼岸の二回あるということです。

最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」と言います。

彼岸の歴史は古く、初めて彼岸の行事を行った人物は聖徳太子だという説があります。

また、平安時代になると、お彼岸の法要は朝廷の年中行事となりました。

源氏物語の「行幸」の巻には「十六日、彼岸のはじめにて、いとよき日なり」と記され、蜻蛉日記にも彼岸の記述があります。

しかし、その頃は、現在のように春分・秋分の日を中日とした前後三日間と定められていたわけではありませんでした。

また、彼岸は仏教との関わりが強く、語源は仏教用語の「波羅蜜」の意訳である「至彼岸」から来ています。

また、その由来は浄土思想から来ています。

浄土思想でいう「極楽浄土」は西方にあり、春分と秋分は太陽が真東から登り真西に沈むので、遥か彼方の極楽浄土に思いを馳せたのが彼岸の始まりともされています。

それが、年月とともに先祖供養の行事へと変化していきました。 

しかし、お彼岸は日本独自の行事のため、日本古来の土着信仰に仏教が後から合流したという節もあります。

春のお彼岸と秋のお彼岸

先程も申しました通り、お彼岸には春と秋の二回があります。

今年の春の彼岸の入りは3月21日です。

彼岸の入りには、まずお仏壇や仏具を清めてお墓を掃除します。

お彼岸だから何か特別なことをするというわけではありませんが、せっかくのお彼岸ですので丁寧に仏壇と掃除したりお墓参りに行ってみたりするとよいかもしれませんね!

また、今年の秋の彼岸の入りは9月23日です。

秋の初彼岸と呼ばれるものがあります。

これは故人が亡くなって初めて迎えるお彼岸のことです。

こちらも彼岸の入りには仏壇や仏具を清め、お花や供え物を供えましょう。

彼岸には「ぼたもち」や「おはぎ」が供えられますが、名前は違いますが、これらは同じもので、お米をあんこで包んだお菓子です。

それぞれ、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来していると言われています。

お彼岸の行事食についてはこちらの記事をチェック!!

おはぎ
お彼岸のお供え物のお菓子おはぎとぼたもちの違いは萩と牡丹が由来?

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彼岸と此岸

ところで、みなさんは彼岸という言葉の指す意味をご存知ですか?

仏教では、悟りに至るまでの迷いや煩悩を”川”に例え、その向こうに悟りの境地、つまり彼岸があるとされています。

また、彼岸の対義語、つまり、欲や煩悩にあふれたこちら側という意味の此岸(しがん)というも言葉があります。

此岸から彼岸へ渡るためには、つまり悟りの境地に達するためには、「六波羅蜜」と呼ばれる6つの修行をこなさねばならないとされていました。

・『布施波羅蜜』…お布施をすること。

・『持戒波羅蜜』…戒律を守ること。

・『忍辱波羅蜜』…耐え忍ぶこと。

・『精進波羅蜜』…努力すること。

・『禅定波羅蜜』…心を集中させ安定させること。

・『般若波羅蜜』…その他の波羅蜜の集大成であり、これを求めることによって修業が成就する。

お彼岸は、中日に先祖へ感謝し、残りの6日間でこの六波羅蜜を一日に一つずつ納める日とされています。

六波羅蜜をすべて納めることで此岸から彼岸へと渡り、悟りの境地に達することができるのです。

寒さ暑さも彼岸まで

日本には「寒さ暑さも彼岸まで」という慣用句があります。

意味は「冬の寒さは春分ごろまで、夏の暑さは秋分ごろまでには和らぎ、過ごしやすくなる。」です。

それが転じて「辛いこともいずれ時期が来れば去っていく」という意味のことわざとして用いられることもあります。

まとめ

というわけで、お彼岸のあれこれでした。

お彼岸は、もともと仏教に由来する行事で、豊作を祈ったり収穫を感謝したりする日でしたが、それが時の流れとともに、ご先祖様を供養する行事へと変わっていったのです!

上にも書きました、「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざについてですが、今日の気象庁などの観測データでも、お彼岸はこの慣用句の通り過ごしやすい気温となっているようです。

つくづく、昔の人は凄いなぁと思いますねぇー。

それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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