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社日とは?意味や由来は?2019年の春社・秋社はいつ?

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柴犬
みなさんは”社日”という行事をご存知ですか?

知らない人も多いとは思いますが、日本に伝わる伝統的な行事です。

今回は、そんな”社日”について、あれこれまとめてみました!

社日の意味や由来と2019年の春社・秋社

ジャパン

社日ってなに?

社日(しゃにち)とは、雑節の一つで、生まれた土地の守護神である「産土神」を祭る日です。

」という字に「産土神」という意味があります。

春と秋にそれぞれあり、春は春社といい、秋は秋社といいます。

それぞれ、春分・秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日のことです。

春社豊作を祈り秋社収穫を感謝します。

元々は中国の行事で、五行の行の日である戊(つちのえ)の日に、豊作を祈願する日で、「」は土地の守護神のことです。

日本は土地神信仰が強かったため、日本の風土に合い、重要な農耕儀礼として広まりました。

春の社日『春社』

毎年、春分に最も近い戊(つちのえ)の日は「春社」で、今年は3月22日です。

春は種まきの時期なので、春社では麦や米などの五穀を奉納し、この年の豊穣を祈願します

秋の社日『秋日』

毎年、秋分に最も近い戊(つちのえ)の日は「秋社」で、今年は9月18日です。

秋は収穫の時期なので、秋社ではその年にとれた最初の稲(初穂)を奉納し、収穫の感謝を神様に伝えます

初穂とは、先程も述べたように、その年にとれた最初の稲のことを言います。

初穂は古代の日本で、祭りごとを主導した豪族がその費用や供え物とするために支配民から徴収していました

また、ヤマト王権が台頭し律令政府が確立されると、初穂は律令政府を代理する国府に納められる”田租となりました。

その名残で、現在でも神社に収納めるお金のことを「初穂料と言います。

産土神とは?

産土神(うぶすながみ、うぶしなのかみ、うぶのかみ)は、神道において、私たちが生まれた土地の守護神のことです。

地域ごとに存在しており、さまざまな信仰があります。

私たちを生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、引っ越しなどで移住しても一生を通じ守護してくれると信じられています。

産土神安産の神である産神とも関連があるので、社日では豊作を祈るとともに子宝を祈願することもあります

「戌」の日の安産祈願

犬
ついでなので、戊(つちのえ)にとても漢字が似ている、戌(いぬ)の日の安産祈願についても触れましょう。

昔は、年だけではなく、日にちや方角などにも干支を利用していました。

その干支とは、今日私達がよく使う十二支だけではなく、十干を加えた60通りを言うものでした。

そもそも干支とは、十と十二から来るものなのですよ。

一周して、自分の生まれた干支に戻ってくることを還暦というのはこのことから来ています。

今回はそのことにはあまり踏み込まず、十二支なので単純に、月に2.3回、戌の日が訪れます。

実は、「戌」の日には、安産祈願をする風習があります。

それは、犬が子供を多く生むことと、人間を獣や外敵から守ってきたシンボルとして胎児を守ってくれるということが由来しています。

また、戌の日の安産祈願には「岩田帯」という腹帯を妊婦さんのおなかに巻くという風習があります。

岩田帯は「古事記」にも「14代天皇のお后の神宮(神功)皇后様という方が、妊娠中に、三韓(今の朝鮮辺り)を討伐に行った時、途中で産気づくことのないように、無事に帰国して出産できるように、石を帯の中に巻きつけた。」という記述があります。

このことからも、岩のように頑丈な体で健康な赤ちゃんが生まれるようにとの願いが込められています。

神社で安産祈願を受けた腹帯を、妊娠5ヶ月目の戌の日にしめる習わし「帯祝い」は有名ですね!!

なぜ、5ヶ月目がいいのかというと、つわりの症状が落ち着き、お腹の赤ちゃんも安定する時期だからだそうです。

まとめ

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というわけで、社日についてのあれこれでした。

社日は、日本古来の文化と中国から渡ってきた風習が合わさり、いろんな願いや感謝が生まれたんですね!

そして、漢字がとっても似ている戌の日には安産祈願をする風習も合わせて覚えておいて下さいね!

それにしても、わんこはかわいいなぁ~(笑)

それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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