エドヒガンとはどんな特徴の桜でどんな種類がある?日本三大桜とは?

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江戸彼岸桜
皆さんは、江戸彼岸桜(エドヒガンザクラ)という桜の種類をご存知でしょうか?

実は、この桜は、ソメイヨシノの片親であると言われており、他にも枝垂れ桜など、ヤマザクラ群に属する大島桜とともに、数多くの園芸品種の生みの親とされています。

本日は、エドヒガン群に属する桜の中で、その名を冠しているエドヒガンという品種にスポットを当て、まとめていきたい思います。

エドヒガン群に属する桜についてのあれこれ

神代桜

エドヒガン群の分類

桜は、バラ科サクラ属の植物で、アジアを中心に分布しています。

桜といえば日本の花というイメージですが、北半球の温帯の地域では割と一般的な花なのですね。

その桜のグループの中で、エドヒガン群に属する桜は、その名を冠しているエドヒガンという日本に古くから自生する野生種と園芸品種であるソメイヨシノや枝垂れ桜などがその代表種とされています。

ソメイヨシノと枝垂れ桜に関しては、別の記事で詳しく書いてありますので、そちらを見ていただくとして、江戸彼岸桜(エドヒガンザクラ)を詳しく見ていきましょう。

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江戸彼岸桜

江戸彼岸桜
江戸彼岸桜は、本州・四国・九州と広い範囲に分布しており、3月中旬頃に開花します。

名前の由来は、江戸でお彼岸の頃に花を咲かせるというところから来ています。

古くから日本の山野に自生し、花弁は5枚で一重、薄紅から白に色づきます。

春になると葉が出るより先に花が咲くので、見栄えがよく、野生種ながら「鑑賞に堪える桜」として、とても人気がありました。

同じグループのソメイヨシノにもこの性質が受け継がれており、葉と同時に花が咲くヤマザクラとは違う点ですね。

そして、この江戸彼岸桜の大きな特徴といえば、やはり、その寿命の長さです。

江戸彼岸桜は寿命が長い

なにより特筆すべきは、江戸彼岸桜はとても長寿であることです。

最長のものだと、樹齢2000年を超えるとされます。

寿命の長い江戸彼岸桜は、日本の名桜として有名で、特に、山高神代桜と淡墨桜、三春滝桜は、日本三大桜として、国の天然記念物に指定されています。

それではここで、エドヒガンの名所をご紹介。

実相寺 山高神代桜(山梨県北杜市)・・・樹齢2000年

実相寺HP

淡墨桜(岐阜県本巣市)・・・樹齢1500年

本巣市HP

樽見の大桜(兵庫県養父市)・・・樹齢1000年

養父市観光協会

三春滝桜(福島県田村郡三春町)・・・樹齢1000年

三春町HP

石戸蒲ザクラ(埼玉県北本市)・・・樹齢800年

北本市HP

石部桜(福島県会津若松市)・・・樹齢650年

会津若松市観光ナビ

わに塚の桜(山梨県韮崎市)・・・樹齢300年

韮崎市観光協会

江戸彼岸桜が母種とされた理由は?

エドヒガン群に属する桜はどれも、江戸彼岸桜の葉が出るより先に花が咲き、同時に、花が多く咲くという性質を受け継いでいます。

山桜などの野生の桜の多くは、葉と花を同時に咲かすもので、華やかさという点では少し物足りない感じがします。

ですが、江戸彼岸桜は葉が出るより先に花が咲くので、鑑賞用桜としては是非とも取り入れたい、嬉しい性質と言えます。

寿命が長く、頑丈な部分も魅力的ですが、ソメイヨシノなどは寿命が60年ほどと言われており、園芸品種としてはやはり、早く成長し、綺麗な花を咲かせる、見た目の部分が重視されるのでしょうね。

ソメイヨシノはエドヒガン(江戸彼岸)のどこが継承されている?

ソメイヨシノ
ソメイヨシノは江戸彼岸桜と大島桜の交配種と言われています。

その中で、ソメイヨシノの片親であるエドヒガンから受け継いだのは、次の部分です。

葉より花が咲く

エドヒガンは葉が出るまえに花が咲きます。

この花の咲き方はソメイヨシノも受け継いでいます。

それに対し、片親のオオシマザクラは花と葉が同時に咲きます。

毛がある

エドヒガンには、花柄(かへい)、萼(がく)、花柱の下半部に産毛があります。

これはソメイヨシノも受け継いでいて、花の柄や木全体にも産毛が生えています。

オオシマザクラは無毛ですが、同じ山桜群の代表である霞桜にはこれが存在し、他の山桜との見分け方で役に立つ要素です。

このように、ソメイヨシノは、エドヒガンから受け継いだ「葉より花から咲く」部分と、オオシマザクラから受け継いだ「花弁は大きめで丸みを帯びている」部分とが、うまく調和された、理想的な桜の木なのですね。

まとめ

というわけで、エドヒガン群に属する桜を代表種を例にザックリと説明しました。

江戸彼岸桜は、樹齢2000年も生きる桜でもあり、観賞用の桜としての能力を持っている野生の桜で、その遺伝子が日本の各地の桜に受け継がれていることがわかりました。

日本三大桜は生きているうちにコンプリートしたいですねぇー。

それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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