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八十八夜とはいつ?その起源や由来は?お茶と深い関係がある!?

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丘
みなさんは、八十八夜という言葉をご存知ですか?

八十八夜は、農業に従事する方にとって、とても重要な、種まきの目安のなる日なのです。

本日は、そんな八十八夜について、あれこれまとめていきたいと思います。

八十八夜

月

八十八夜とは?

八十八夜(はちじゅうはちや)は、雑節のひとつで、立春から88日目の日のことです。

今年は5月2日です。

この時期は「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などの言葉があるように、遅霜が発生する時期でもあります。

一般に、霜の被害は八十八夜の頃までと言われています。

もともと八十八夜は、旧暦と実際の季節が最悪で半月もずれることで起こる農被害に対し、特に注意を喚起するために、この雑節が作られました

その他の雑節は、中国から渡ってきた行事が多いのですが、八十八夜日本の気候に合わせた日本独自の雑節なのです。



深刻な霜の被害

霜
農家にとって、霜の被害はとても深刻なものです。

特に、作物の育ち始めというのは、出来栄えを左右する大事な時期です。

というのも、これがダメになってしまえば、作る最適な時期(栽培適期)もおのずとずれ込んでしまうため、種まきの最適な時期を見極めることはとても重要な事なのです。

そして、霜の被害は、寒い冬に起こりやすいという印象がありますが、作物の種まきの始まる春先にも深刻な被害をもたらします

空気中の水蒸気が冷やされ、地面や植物に付着して氷の結晶になったものです。

霜が植物に付着すると、植物に含まれる水分が凍ってしまい枯れてしまいます

昔の日本の産業はほとんどが農耕でした。

そのため、深刻な霜の被害に見舞われると、上の理由からその年の農作物がだめになってしまうので、租税も農作物を中心に納めていたので、農民にとって、霜の被害は植物の命だけでなく自分や家族の命さえも奪ってしまう恐ろしい災害だったんですね。

八十八夜のあれこれ

米
八十八夜には”88”という数字が使われています。

これは八十八」という字を組み合わせると「」という漢字になります。

長寿を祝う米寿」も88歳のお祝いですよね。

八十八の関係から、この日は農業に従事する人にとって、特別重要な日とされてきました。

また、八十八夜はお茶の摘み取りの時期と関係があります。

昔の日本人は月の満ち欠けを基準にして茶の摘み取りの日を決めていたという説があり、を見ていたために「」ではなく「」が使われるようになったと言われています。

八十八夜とお茶

お茶
みなさんは「♪夏も近づく八十八夜~」という歌を聞いたことがありますか?

聞いたことが無い人、忘れた人はコチラをチェック!!

茶摘み」という民謡なのですが、この歌には八十八夜が登場します。

このことからもわかるように、八十八夜と茶摘みには関係があり、この日に茶摘みを行うという風習があります。

実際には、茶摘みの時期は産地やその年の気候によって異なりますが、一つの基準となっています。

お茶の葉は冬の間に養分を蓄え、春になると少しずつ芽を出します。

いち早く芽吹いた茶葉を収穫して作ったお茶を「新茶」や「一番茶といい、もっとも栄養価が高いと言われています。

そのため、新茶を飲めば病気にならず長生きできると考えられています。

お茶のあれこれ

お茶
みなさんは緑茶を飲みますか?

日本人ならなじみの深い緑茶ですが、なじみが深いゆえにきちんとしたお茶の淹れ方を知らない人も多いのではないでしょうか。

それでは、紹介していきます!

STEP1:茶葉を入れる

お茶
茶葉の量は一人あたり2グラムです。

ですが、風味を良く出すためにも2人分程度の量を使うことをお勧めします。

STEP2:お湯を入れ、待つ

砂時計
お湯を入れるうえでもっとも重要なのが、お湯の温度です。

適温は70~75℃です。

そして、20秒程度抽出します。

STEP3:注ぐ

お茶
急須から湯飲みへと注ぐわけですが、重要なポイントがあります。

それは、濃度を均一にすることです。

一つの湯飲みに対して三分の一ずつ順番に注ぎ、濃度を均一にします

最後の一滴まで注ぎ切れば、おいしいお茶の完成です!

動画も貼っておくので、併せて参考にしてみて下さい。

まとめ

というわけで、八十八夜についてのあれこれでした。

昔は今のような気象衛星がなかった時代では、季節を把握することはとても難しく、八十八夜とは農業を従事する人たちの経験に基づく、日本独特の暦日なのですねぇー。

気象衛星が発達した今日でも、農業は長期での大掛かりな作業なので、その年の天気に出来栄えが左右され、とても難しいですね。

しかし、それがまた作る側からすると面白いのかもしれません。

それでは最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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