スキンケア

角質層のセラミド・NMFと皮脂膜がもたらす肌のバリア機能とは?

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肌の乾燥や炎症、お疲れ気味の肌を健康的で美しいものに戻すために、肌本来のバリア機能に着目した化粧品が注目されています。

でも、そもそも肌本来が持っているバリア機能とはどのようなものがあるのでしょうか?

化粧品を選ぶ際には、正しい知識を身に着けて、自分が必要とする効果を提供してくれるものを的確に選べるようにしたいですね。

そんなわけで今回の記事では、角質層のセラミド・NMFと皮脂膜がもたらす肌のバリア機能について、まとめていきたいと思います。

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肌のバリア機能

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肌のバリア機能と保湿

肌のバリア機能とは、紫外線、ほこり、雑菌などの外部の刺激から守ると同時に、肌の角層の水分の蒸発を防ぐ機能、つまり保湿する機能のことを指します。

大袈裟に言うならば、肌が化粧品を必要とせずに、それだけで保湿状態を保っており、その肌本来が持つバリア機能が働いている状態こそが、健康的な肌と呼ばれる状態です。

そして、肌が適切に潤いを保つには、角層において3つの要因が整っていることが必要です。

天然保湿因子(NMF)

人間がもともと持つ保湿成分で、角層、角層細胞の中に、10~30%ほど存在しています。

角層細胞の中で水分を含み、保湿状態を保つ働きをしています。

アミノ酸が約半数を占めており、その他、乳酸やクエン酸などが含まれます。

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細胞間脂質

角層細胞同士の間を埋めている脂質で、細胞と細胞をつなぐセメントのような役割と肌内部の水分の蒸発を防ぎ、保つ働きをしています。

セラミド(50%)、コレステロール(25%)、脂肪酸(10〜20%)などが含まれます。

セラミドは脂質ですが、水との親和性が高く、水分とセラミドでラメラ構造と呼ばれる層状の構造を作ることができます。

このラメラ構造により、水分をしっかりと挟み込み、逃さないようになっています。

皮脂膜

皮脂と汗などで構成され、肌表面に薄い膜を貼り、水分が蒸発するのを防ぐ働きをしています。

天然の保湿クリームと表現されることもあります。

皮脂量は少ないと、乾燥を招きますが、多すぎてもニキビなどの原因になります。

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肌のバリア機能が低下すると何が起こるのか?


このように、肌を健康的に保つために必要なバリア機能ですが、低下すると何が起こるのでしょうか?

潤いを保つための3つの要因との関係から、バリア機能が整った潤いのある健康的な肌バリア機能が低下した乾燥・敏感状態の肌について説明していきます。

まず、健康的な肌とは、上の画像のような状態です。

レンガがNMFを含む角質細胞、そのレンガをつなぎとめるセメントがセラミドを含む細胞間脂質です。

このような状態では、角質細胞の中にある十分な量のNMFが水分を保持しています。

同時に、角質細胞と角質細胞の間に細胞間脂質が満たされていることにより、壁のように立ちはだかることで肌内部の水分が蒸発することを防いでくれています。

一方で、バリア機能が乱れた状態の肌では、上のようなガッチリと組まれたレンガの構造が隙間の多い構造を取るようになります。

これは角質細胞の中にNMFが不足し、水分が不足した状態になっています。

同時に、角質間細胞も不足しているため、肌内部の水分が角質細胞と角質細胞の隙間が生まれています。

すると、下の画像のように、その隙間を通って、水分が蒸発しやすくなってしまっています。

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さらに、表皮の脂質膜も減少していると、皮脂でも蒸発を防ぐことが出来ず、内部の水分が外に出て乾燥してしまうようになります。

乾燥に陥ると、外部の刺激に弱い敏感状態になり、痒み炎症などの肌トラブルが起きやすくなります。

深刻な場合には、皮膚疾患を引き起こすこともあります。

また、肌が乾燥することによって、シワくすみシミなどが発生しやすくなります。

そして、肌表面からのこれ以上の水分の蒸散を防ぐために、より多くの皮脂が分泌されることにより、インナードライ肌は生まれます。

乾燥性脂性肌というやつです。

つまり、自分の肌質という問題は、バリア機能が破綻しているところから来ていることが多いです。

では、どうすればバリア機能を構築できるのかというと、やはり、ターンオーバーを正常化し、ターンオーバーの過程で、しっかりとNMFセラミドなどが十分量生成されるようにするしかないでしょう。

まとめ

というわけで、肌のバリア機能についてのあれこれでした。

私達の肌を刺激から守り、潤いのある健康的な肌を作りだしてくれるバリア機能。

本来の機能を理解すると同時に、低下した場合のリスクについても知っておくことで、化粧品選びも変わってきますね。

肌のことなんて、ニキビができた時ぐらいしか気にしたことがなかったですが、こういうことを勉強するとセラミドちゃんと摂らねぇとなぁーと思いますねぇー(笑)

コーヒーや黒豆やこんにゃくなど、黒い食べ物に多く含まれている傾向があるようです。

1日に必要なセラミドの量は600μg(マイクログラム)といわれているみたいですが、こんにゃくであれば半丁食べれば、その量に達するそうです。

こんにゃくなんて、おでんぐらいでしか食わんからなぁー。

そうなると、サプリでいいかなぁーなんて思ってしまいますよねぇー。

でも、個人的に、サプリって、あんまり好きじゃないんですよねぇー。

どうでもいいですけど。

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

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