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【2018年】二百十日・二百二十日とは?防災の日とも深い関係が?

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みなさんは「二百十日」と「二百二十日」という日をご存じですか?

それぞれ、立春から210日220日指しているのですが、なぜ、このような日が設定されているのでしょう。

本日は、そんな「二百十日」と「二百二十日」について、あれこれまとめていきたいと思います。

二百十日と二百二十日についてのあれこれ

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二百十日と二百二十日とは

二百十日二百二十日、どちらも雑節のひとつです。

どちらも日数がそのまま名前となっています。

具体的には、この日数は立春(2月4日ごろ)から何日目かということを表しており、二百十日毎年9月1日ごろ二百二十日9月11日ごろを指します

この頃は稲が開花する重要な時期ですが、同時に、農作物に甚大な影響を与える台風に見舞われることも多い時期です。

昔は天気を事前に予知するような方法はほとんどなく、事前に対処することが困難でした。

そこで、蓄積された毎年の経験をもとに、農家の人たちは油断のならないこの日を厄日として戒めるようになりました

防災の日

9月1日防災の日でもあります。

この日は学校や地域で防災訓練がおこなわれますよね。

「防災の日」は1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんで、1960年(昭和35年)に制定されました。


その関東大震災の際にも、風の影響で火災が広がり、被害が拡大したそうです。。

昨今の災害からもわかるように二百十日(9月1日)ごろは、台風や強風の被害がとても起こりやすいのです。

昔の人達はそれを経験に基づいて、立春から210日と220日目を選択していたんですねぇー。

ちなみに、この二百十日二百二十日八朔は、農家の三大厄日とされています。
  

地名と災害

昔の人はその地域で起きた災害を地名に残すことで、未来の子孫たちに危険を知らせていました

例えば、」や「」という漢字がつく地名は水神である龍が暴れるかのように、激しい豪雨や津波などさまざまな災害に襲われやすい地域であるとされています

また」が使われている地名も、過去に津波の被害があった地域で、再び被害に遭いやすい地域です。

東日本大震災の際も宮城県の女川町で大きな被害に見舞われました。

「女」は荒々しい波である男浪」に由来しています。

また、土砂崩れや埋め立て地を意味する「埋め」が転じて「」になったり、崖崩れや堤防の決壊を表す「欠く」や「掻く」が転じて「」になったりなど、地名にはその土地の災害情報が込められていることも多いのです

言葉とは、本当に面白いですね。

先人の知恵

日本の行事や名前には何かしらの先人の知恵が込められています。

しかし、最近は日本の伝統文化が風化していき、古くから伝わる警告や知恵が失われています。

みなさんも知っているように、日本は世界でもトップクラスの災害大国です。

そんな日本で千年近く受け継がれてきた知恵が私たちの暮らしに役に立たない訳がありませんよね。

しかし、現代の風潮はきれいなもの、派手なものを良いと見なす部分があるような気がします。

たとえば、クリスマスやハロウィーンなどの異国の文化が日本流にアレンジされた上で楽しまれ、節分や各節句の存在する意義や内容などを理解しようとする姿勢がないように思えます。

人間の社会は目まぐるしく変化していますが、地形や気象現象などの環境や私たち人間の体はなかなか変化していません。

そんな中で、社会の変化ばかりを追いかけるのではなく、日本に伝わる伝統行事やモノの名前、言葉などの意味を再確認し変化する社会に昔ながらの知恵を活かすことで、よりよい生活が送れるのではないでしょうか。

まとめ

というわけで、今回は農家にとっての厄日とされている二百十日と二百二十日についてまとめてみました。

日本には長い間に蓄積された知恵が脈々と伝わっているのですね!

この機会に自分の住んでいる街の名前にはどんな意味が込められているのか調べてみてはいかがでしょうか!

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

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