乾燥肌の先天的・後天的要因や正しいスキンケア・肌質改善方法は?

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季節を問わず、肌の乾燥、パサツキを感じる乾燥肌に悩まされてる方は多いのではないでしょうか?

乾燥肌は、敏感肌に繋がり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルにつながりやすい肌環境と言えます。

本日は、そんな乾燥肌について、その要因と適切なケア方法について、あれこれまとめていきたいと思います。

乾燥肌についてのあれこれ

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乾燥肌とは?

乾燥肌とは、その名の通り、皮脂量が少なく、角質層の水分量が少ない肌状態を言います。

具体的には、白く粉が吹いたり、肌のツッパリを感じるなどですね。

このような肌質は、肌に備わるバリア機能である皮脂膜や角質層の働きが弱まっているため、非常に敏感な、外部からの刺激を受けやすい肌の状態と言えます。

具体的には、花粉やカビ菌、細菌などが肌に直接触れることにより、肌内部の抗原提示細胞やヒスタミンを活性化せる因子が刺激され、これらが肌荒れ、肌の赤み、かゆみを発生させるのです。

さらに、痒いからといって掻いてしまうと、表皮が荒れ、 それによりさらにかゆみの原因となるヒスタミンを活性化させる物質が出て、更に痒みをもたらす…といった、無限のループになってしまい、それを繰り返すと肌環境は崩壊してしまいます。

そのぐらい、乾燥とは肌の老化に影響するほど、肌にとっては悪い環境ということです。

それでは、その乾燥肌になる要因について、先天的もの後天的なものとに分けてみていきましょう。

先天的な要因

角質層の角質細胞には、MNF(天然保湿因子)があり、角質間細胞脂質の主成分であるセラミド、そして、肌表面の皮脂膜は、3大保湿因子と呼ばれ、肌の保護・保湿機能に重要な役割を果たしています

しかし、そのMNFの前駆体である表皮の顆粒層で産生されるフィラグリンと呼ばれるタンパク質が先天的に作られづらい、遺伝子異常が存在するケースがあります。

その為、MNFの量も普通の人よりも少ないため、角質層が、本来ならばレンガのようにガッチリとラメラ構造が形成されるはずであるのに、MNFの不足により、隙間の多い構造となり、その隙間から水分が蒸散してし、慢性的な乾燥肌となってしまうのです。

アトピー患者は日本の20人に1人程度の割合でいるそうですが、その中の3人に1人程度が、このフィラグリンが生産されづらい遺伝子異常を持つとされています。

このように、確かに、先天的に乾燥肌状態が作られてしまうというのはあるようです。

また、アトピー性皮膚炎に関してですが、アトピーとはギリシャ語で奇妙な不可解なという意味で、原因がはっきりとしない皮膚炎のことです。

現在では、上に書いた乾燥した肌の状態下において、花粉などのアレルゲンやカビ菌や細菌などの多様な外的・内的要因が重なることにより起こるとされています。

その為、花粉症などのアレルギーに過敏に反応する体質を持ち、肌も乾燥状態である方は、注意が必要です。

後天的な要因

肌は、肌表面の皮脂膜、角質層の角質細胞と角質間細胞のラメラ構造により、肌の水分量は保たれています。

なので、これらの働きが正常でないことが乾燥の直接的な要因になります。

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乾燥肌のケア

何度も言いますが、乾燥肌は、皮脂膜と角質層とのバリア機能構築が、まず何よりも大切です。

皮脂膜は、加齢によるホルモン分泌の減少に伴い、皮脂の分泌量も減っていきますので、そうなったら外から補ってやる必要があります。

ヒアルロン酸やセラミドは分子量がデカすぎる為、角質層に浸透せず、肌表面で皮脂膜のような働きをするので、これらが含まれている化粧水やクリームを使用するのが良いでしょう。

中には、低分子にまで分解し、角質層に浸透するものもあるそうなので、用途に合わせて選んでみて下さい。

次に、角質層についてですが、まず肌の代謝機能である肌のターンオーバーの乱れを改善し、MNFやセラミドの生成が十分に行われるようにします。

肌のターンオーバーが早まると、ケラチノサイトの分化過程が早熟になり、MNFやセラミドの生成が不十分となりますので、ピーリングなどのターンオーバーを促進させるものの使用の際には注意が必要です。

また、肌の乾燥は大気の乾燥にも影響されます。

加えて、寒い冬の季節は皮脂が固まり、中々外に出てきづらくなるので、保湿をしっかりしましょう。

また、エアコンや扇風機、ドライヤーなど直接風が当たることによる乾燥にも注意です。

また、エアコンなどによる空気の乾燥にも併せて注意し、加湿しましょう。

また、熱いお風呂も角質層からの水分蒸散を助長しますので、特に42度以上の熱すぎるお風呂は避けましょう。

また、体や顔を洗う際は、肌表面をこすって摩擦を発生させることは避け、なるべく泡で洗うようにしましょう。

さらに、過剰に洗いすぎるのも厳禁です。

一日に2回までにしましょう。

それらに伴う痒みなどの発生は、乾燥が原因で起こることが多いので、何よりも保湿をしっかりし、痒みは新たな痒みを生むため、絶対に掻いてはいけません。

肌がぼろぼろになり、取り返しがつかなくなります。

保湿クリームなどを塗り、対処しましょう。

まとめ

というわけで、乾燥肌の原因とケアについてでした。

まずは、肌のバリア機能が正常に働くように、全力を注ぎましょう。

それを前提に、自分の弱い部分に対し、化粧品などで補うようにしましょう。

乾燥は、大気や温度、風による影響も大きいので、それらには日頃から敏感に注意しましょう。

夏場には汗の蒸発や拭き取り過ぎによる乾燥もあるので、どんな肌質の人も肌の保湿には常に気を配るようにしましょう。

日頃からの紫外線などの対策が重要なのは言うまでもありません。

特に、3月〜10月に強まるUV-Bは肌表面に強い影響を与えるので、注意しましょう。

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

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