脂性肌の先天的・後天的要因や正しいスキンケア・肌質改善方法は?

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肌が脂っぽいとテカリが気になったり、化粧崩れの原因にもなり、さらにそれは毛穴を詰まりやすくさせ、ニキビができやすい環境であると言えます。

しかし、その脂性肌の原因は必ずしも、先天的要因だけとは限らず、後天的要因もそれに寄与する部分は大きいです。

そんなわけで、本日は、脂性肌について、その要因やケア方法を、あれこれまとめていきたいと思います。

脂性肌についてのあれこれ

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脂性肌とは?

脂性肌とは、その名の通り、皮脂分泌が過剰である肌状態を言います。

具体的には、顔がすぐにテカったり、あぶらっぽい、ギトギトした状態になるなどです。

このような肌環境は、肌の常在菌が増えやすく、毛穴づまりやニキビなどの肌トラブルのできやすい環境です。

しかし、脂性肌と自分では思っていても、実は肌の角質、内部は乾燥していて、これ以上角質層からの水分の蒸散をさせないために、皮脂を大量に分泌させ、皮脂膜でコーティングされているということも考えられます。

脂性肌の方は、そのテカリを封じることにだけに専念してしまう傾向が強いため、皮脂を必要以上に取り除いてしまい、その皮脂の分泌が過剰である先天的な要因または後天的要因と自らの行うケアとのベクトルの違いが、肌の状態をさらに複合化、複雑化させている可能性も十分にあります。

このように、脂性肌といっても、本当にそうなのか、自分の肌質の実態を正確に捉えることはなかなか難しいことなのです。

それでは、脂性肌が生まれる要因を先天的なもの、後天的なものに分けて見ていきましょう。

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先天的な要因

まず、皮脂の分泌は男性ホルモンのテストステロンとステロイドホルモンのアンドロゲンが大きく関わっています。

これらのホルモンは、思春期から成人にかけて、特に男性では20~40歳代、女性では20歳代で多く、その後は加齢とともに減少します。。

また、女性は、黄体期と呼ばれる生理前は、プロゲステロンやエストロゲンなどの女性ホルモンが優位に働き、皮脂分泌量が増えます。

話がそれますが、男性は、このテストステロンが「5αリダクターゼ」という物質と結合し、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という物質に変化、それが発毛因子を阻害、毛髪サイクルを短くし、これがAGAにつながるので、注意が必要です。

しかし、これはテストステロン自体が悪いというよりも、この「5αリダクターゼ」という物質のレセプターの形が遺伝的にテストステロンと結びつきやすいからなのだそうです。

話を戻しまして、つまり、薄毛が遺伝的な要因でほぼ決まるのと同じように、これらのホルモンが生まれつき多く分泌される方も存在し、そうなれば、当然、脂性肌になりやすいのです。

しかし、生まれつきのものだからと、諦めて、自分の弱い部分に目を瞑ってしまうのは得策ではありません。

後天的な要因が自らの体質を変えることだって、十分にありえます。

後天的な要因

人間は社会の中で生きていますから、もちろん、その周りの影響を多く受け、その中で自己を形成していきます。

その過程で、自分にできる癖があります。

分かりやすいところで言えば、楽観的な考え方や悲観的な考え方です。

もっと言えば、ストレス過敏鈍感か。

これは、悪い意味での過敏と、良い意味での鈍感です。

ホルモンとストレスはお互い密接に関わっています。

ストレスなどの緊張状態化では、自律神経の交感神経が有利になり、副腎皮質ホルモンであるアンドロゲンやアドレナリンと、男性ホルモンであるテストステロンが分泌されやすく、それにより皮脂の分泌も過剰になります。

そして、その物事の捉え方というのは、ある種の癖で、これらのことが慢性化しやすいと言えます。

それが慢性的な脂性肌状態を生んでいることも大いに考えられます。

他には、今書いてきたこととも関係することですが、生活習慣です。

中性脂肪やコレステロールなどの脂質の過剰摂取は、皮脂分泌を促進させます。

また、インスリンも皮脂分泌を促進させますので、高血糖にも注意。

ビタミンB2ビタミンB6ビタミンCは皮脂分泌を抑え、肌にも良いので、不足している方は意識して摂るようにしましょう。

脂性肌のケア

脂性肌のケアで最も注意したいのが、すぐにテカってしまうからと過剰な洗顔やあぶら取り紙の使用により、皮脂を必要以上に除去してしまうことです。

皮脂とは、肌表面を弱酸性に保ち、細菌やカビ菌などの繁殖を抑えたり、肌に直接外部刺激が加わることを防いだり、肌表面からの水分の蒸散を防ぐなど、肌にとって、とても重要な役割を担っています。

その皮脂を取り去ってしまうことにより、その防御機能が働きにくくなるため、それがかえって肌トラブルを招きますので、注意して下さい。

油取り紙で根こそぎごっそり皮脂を取ってしまうのではなく、ティッシュで軽く押さえる程度にし、洗顔は一日2回までに、肌内部の水分の蒸散にも気を使い、保湿にも気を配りましょう

また、洗顔についても皮脂や汚れを取るということを意識しすぎて、ゴシゴシこすり洗いするのは絶対に駄目です。

1分以上は掛けず、泡たてネットなどを利用し、朝は軽め、夜はしっかりを心がけて洗いましょう。

肌表面では摩擦を発生させてはダメなので。洗顔や化粧水や薬などを塗る際や化粧の時以外は、基本的に、肌に触るのはヤメましょう。

次に、肌全般のケアとしても重要な、肌の代謝機能である肌のターンオーバーが正常に働いているのかどうかです。

表皮の基底層でケラチノサイトが細胞分裂し、その分化過程が若い頃であれば1ヶ月ほどで終わり、垢となって代謝される一連がターンオーバーです。

そして、このケラチノサイトの分化過程が早熟であったりすると、角質層のセラミドMNF(天然保湿因子)が十分に生成されず、肌の乾燥、敏感肌になりますので、生活習慣を一度見直し、これらが働くようにすることが重要です。

それらが正常に働いていることを前提にして、初めて、脂性肌のケアを初めます。

というのも、肌のターンオーバーが乱れた状態で、脂性肌用の皮脂を抑える化粧水を付けては、肌内部からの水分の蒸散を助長していますから、適切なケアとは言えません。

以上のようなことが頭に入っていれば、もうご自分で化粧水なども選べるかと思いますが、選ぶ際の注意点で、皮脂を抑えるだけではなく、保湿も忘れないで下さい。

まずは、自分の肌質と肌状態を理解し、肌の代謝機能などが正常に働くように生活習慣を改善しましょう。

まとめ

というわけで、脂性肌の原因とケアについてでした。

脂性肌が起こっているのは、先天的要因からなのか、後天的要因からなのか、そして、後天的要因の場合、それは内的事象から起こっているのか、外的事象から起こっているのか、それを見極め、原因の根っこを捕まえることが重要だと思います。

そして、脂性肌の人も保湿はとても重要なので、皮脂を取り除くことばかりのケアでなく、保湿もとても重要だということも覚えていて下さい。

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

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