紫外線・日焼け

紫外線の波長で異なる日焼けの種類〜黒いサンタンと赤いサンバーン〜

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日焼けとは紫外線UVAUVB)が起こす皮膚の疾患です。

日本では普通に日焼けと言いますが、日焼けの種類は二種類あり、赤くなるサンバーンと黒くなるサンタンです。

一般的に、サンバーンはやけどで、サンタンはその数日後に出る日焼けです。

本日は、この2種類の日焼けについて、まとめていきます。

alligator
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サンタンとサンバーン

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日焼けとは?

まず、紫外線から肌を守る人間に備わる防御機能について、簡単に説明しましょう。

紫外線が肌に照射されるとその波長によって異なる活性酸素が発生します。

その紫外線や活性酸素の刺激により、ケラチノサイトがサイトカインなどの活性因子を放出し、それを受けたメラノサイトは活性化、チロシンを出発物質として、酵素チロシナーゼの働きにより、酸化、ポリマー形成を繰り返すことで、メラノサイト内のメラノソームという細胞小器官内で、メラニンを生成します。

これがケラチノサイトへ運搬され、その核(DNA)の周りを取り囲むことにより、DNA、真皮層への紫外線透過を防ぐのです。

しかし、これが行われるのは12〜24時間後で、その後72時間ほど続きます。

ですから、その間は、元々あるメラニンまたは日焼け止めなどで守らなければならず、その防御能力を超えて照射された紫外線については、当然、肌の表皮層、真皮層へ透過されることになります。

それにより、UVBではサンバーンUVAではサンタンを引き起こします。

それぞれ具体的に見ていきましょう。

サンバーン

サンバーンは、その名の通り、太陽(サン)によるやけど(バーン)で、主にUVBにより引き起こされます。

なぜ、UVBにより引き起こされるのかというと、DNAはUVBの波長帯に吸収極大を持つためです。

UVBを吸収したDNAは構造が変質しますが、組み込まれるプログラムにより自己修復されます。

その自己修復の過程で、炎症を引き起こす遺伝子が反応してしまい、細胞から多数の炎症誘発因子が放出され、基底層のすぐ下にある真皮層の毛細血管が拡張し、血流量が増え、赤く炎症するのです。

これがサンバーンと呼ばれる日焼けです。

そして、この傷ついた細胞の自己修復が不可能な場合、アポトーシスが起こり、細胞死へと誘導されるのですが、極稀に突然変異の遺伝子異常でがん化することもあります。

このサンバーンは24時間までが炎症のピークでそこから治まっていくのですが、入れ違えるように増え出すのがメラニンです。

それでは、次はサンタンを見ていきましょう。

サンタン

サンタンは即時型黒化反応遅延型黒化反応の2種類があります。

基底層のメラノサイトで生成されたメラニンが肌のターンオーバーで外に押し出され、数日後に出てくる黒色の日焼けが遅延型黒化反応。

すでにあるメラニンがUVAの影響により酸化され、すぐに黒化する日焼けを即時型黒化反応と言います。

日焼けサロンによる日焼けはまさにこの即時型黒化反応ですね。

そして、これらの日焼けのことをサンタンといいます。

肌のターンオーバーにより最終的に垢となって代謝されるのですが、この代謝スピードとメラニン生成スピードが逆転することにより、肌のシミとなるのです。

まとめ

というわけで、サンタンとサンバーンの違いについてでした。

肌の白い方は生まれつき黒色メラニンの生成が少ないので、サンバーンが起こりやすくなるので、しっかりとした日焼け対策が必要です。

白い肌を保つために紫外線ケアは万全かもしれませんが、上のようなことも頭に入れておきましょう。

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

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