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日焼け後に皮がむけるのはなぜ?跡・まだらにならない正しいケア方法!

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炎天下でのレジャーなど、長時間強い紫外線に肌がさらされると、当然、日焼けを起こします。

そして、日焼け止めなどを塗っていないと、その症状は深刻で、日焼けの夜は寝られないほどの痛みに苦しめられます。

痛みは、日焼け後24時間がピークで、その後、肌は段々と黒くなり、最終的に皮が剥け、通常の肌状態に戻ります。

しかし、日焼けをするとどうして皮がむけるのでしょうか?

今回の記事では、日焼け後になぜ皮がむけるのか、また、跡に残らない・まだらにならない正しいアフターケアについて、あれこれまとめていきたいと思います。

alligator
【まとめ】紫外線・日焼け記事一覧

紫外線 紫外線の種類と影響 ・紫外線UVA・UVB・UVCの波長の違いが生む肌への影響と対策! ・紫外線UVAの波長の長さがもたらす皮膚の真皮の老化とは?対策は? ・紫外線UVBは表皮細胞の遺伝子DN ...

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日焼け後に皮がむける仕組み

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日焼けの種類〜サンタンとサンバーン〜

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出典:環境省「紫外線環境保険マニュアル」

まず、日焼けについて簡単に説明しましょう。

日焼けは、日本語では”日焼け”と1種類で括られていますが、本当は2種類あり、サンタンサンバーンです。

まず、メラニンの防御能力以上に紫外線UVBが照射され、肌細胞のDNAがダメージを受けることで起こるのが、ヒリヒリ痛い、赤い日焼けサンバーンです。

サンバーンは呼んで字の如く、太陽(サン)による火傷(バーン)です。

つまり、紫外線により軽度のやけどを起こした状態です。

そして、その紫外線からのダメージを軽減するために、メラニンが生成されますが、それを含んだ肌細胞が肌の上層に登ってくることで黒くなる日焼けをサンタン(遅延型黒化反応)と言います。

また、すでにあるメラニンが紫外線UVAによって酸化され、すぐに黒くなる日焼けもサンタン(即時型黒化反応)です。

そして、最終的に、肌の表面で垢となって代謝されることにより、通常の肌の状態に戻ります。

これが簡単な日焼けの一連の流れです。

皮がむける期間は?

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出典:環境省「紫外線環境保険マニュアル」

日焼けしてから早い場合だと2~3日後から剥け始め、2週間から1ヶ月ほど続きます。

しかし、なぜ、紫外線によってダメージを受けると、皮がむけてしまうのでしょうか?

それでは、なぜ、日焼けで皮がむけるのかを説明していきましょう。

なぜ皮がむける?

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なぜ皮がむけるのかを説明するには、もう少し突っ込んで、日焼けについて説明しなければなりません。

皮膚組織というのは、表皮層真皮層皮下組織の3層構造をしており、日焼けは一番外側の表皮層で起こります。

そして、この表皮層というのは、ターンオーバーが行われる場所でもあります。

この表皮層は、基底層有棘層顆粒層角質層の4層構造をしており、基底層の基底細胞が細胞分裂をし、それが分化・成熟しながら肌の表層へと押し出され、最終的に垢となって排出される一連がターンオーバーとなります。

そして、この基底層の基底細胞や細胞分裂により分化したケラチノサイトの細胞核(DNA)は、UVBの波長帯に吸収極大を持ちます

その為、すでにあるメラニンの防御能力以上の紫外線が照射されると、それらの細胞核(DNA)が紫外線を吸収し、ダメージを受けてしまいます。

しかし、DNAには、構造の変質を修復するプログラムが備わっており、細胞修復が可能であれば、自己修復がなされます。

その自己修復の過程で、炎症を引き起こす遺伝子が反応し、炎症誘発因子を放出、それにより基底層のすぐ下にある真皮層の毛細血管への血流量が増加し、赤くなり、痛みが生じるサンバーンが発現するのです。

しかし、紫外線により細胞自体が死滅してしまったり、自己修復ができないほどのダメージを追うと、アポトーシスされ、細胞死が誘導されます。

そして、これらの細胞核を失った細胞は機能しませんので、もはやゴミです。

当然、肌の保湿に重要な成分であるNMF(天然保湿因子)やセラミドの生成にも関与しないです。

日焼け後の肌は敏感であるとか、保湿が重要などとよく言われますが、それはこれらの保湿因子の生成が不十分になるため、肌のバリア機能が破綻した乾燥・敏感肌状態が続くからなのです。

そして、この細胞核を失った水分を含まないカラカラの状態の細胞が肌表面に現れることが、所謂、皮がむけるということなのです。

そして、この仕組みを知ることで、自ずと日焼けの皮むけのケア方法が分かります。

日焼け後の皮むけの正しいアフターケア方法

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まずは肌のバリア機能の改善!

上に書いたように、皮がむけるほど日焼けしてしまった場合、肌細胞へのダメージが甚大です。

そのダメージにより傷ついた肌細胞に変わる細胞をすぐに生成させますが、それは正常なターンオーバーの周期よりも短いため、これもまた保湿に関わる脂質の不足した、菲薄化した細胞を次々生み出すことになります。

そのため、1、2ヶ月は乾燥・敏感肌状態が続きます。

なので、肌に不足した脂質を外から補うことが最も重要なケアです。

特に、肌の保湿の80%を担うとされる、細胞間脂質の主成分であるセラミドを配合した化粧品の使用をおすすめします。

敏感肌であるという点で、抗炎症作用のある成分が配合されたものもおすすめです。

紫外線対策の徹底!

肌のバリア機能が破綻している部分に、さらなる紫外線の暴露はとても危険で、日焼けの状態を長引かせるだけでなく、皮膚ガンのリスクを高めます。

敏感肌状態で、日焼け止め自体が肌荒れを引き起こしやすいですが、敏感肌用のものや飲む日焼け止めなど、日焼け止め以外の紫外線対策グッズなども活用し、紫外線から肌を守りましょう。

紫外線による肌へのダメージは肌老化の主原因とされていますので、男女問わず、年間を通したケアが必要です。

栄養のある食事と質の高い睡眠!

まず、細胞を活性化させるためには、エネルギーを生みだすTCAサイクルをしっかりと回す必要があります。

それを回すために必要な補酵素として、ビタミンB群・ミネラル群です。

もちろん、エネルギーの素、脂質、炭水化物は当然のこと、細胞の素となるタンパク質、これらは三大栄養素で、不足すると疲れを感じやすくなります。

また、ビタミンA・C、リコピン、β−カロテンは、その抗酸化作用が紫外線により増えた活性酸素を無毒化します。

そして、それらの栄養素を隅々まで運ぶためには血行を良くする必要がありますが、それに効果があるのがビタミンE・鉄です。

また、自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れは血行を悪くするため、肌の代謝を低下させます。

もう一つ、睡眠もとても重要で、入眠3時間に成長ホルモンが大量に分泌されるため、睡眠の質の低下が肌細胞の回復を送らせます。

ここで一つ注意点ですが、光毒性のあるソラレンを含んだ食べ物は、それを摂取した後に紫外線を浴びると光線過敏症というアレルギー症状を起こすことがあります。

上に書いたビタミンを豊富に含む、柑橘類に多く含まれる成分ですので、注意して下さい。

以上をまとめると、紫外線によるダメージで失った肌の脂質を外側から補うことで肌の水分量を上昇させ、加えて、十分な栄養素や睡眠により、肌細胞の代謝機能を増大させるという、至って普通のことです。

次は、日焼け後の皮がむけた状態に、絶対にやってはいけないアフターケア方法をまとめます。

日焼け後の皮がむけた肌に絶対にやってはいけないアフターケア

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自分で皮をはがす

皮をむく方法を知るためにこのサイトへ辿り着いた方もおられるかもしれませんが、これは絶対にやっていけません。

通常、肌細胞が肌から離れる場合、角質細胞と角質細胞間脂質との間の結合(デスモソーム )を蛋白質分解酵素の働きでその結合を解くことで、肌から離脱し、それが垢となって剥がれるということです。

なので、それがまだ引っ付いているということはまだ必要な肌の一部というわけです。

さらに、この蛋白質分解酵素は、肌の水分量が低下するとその働きが弱まります。

そのため、上に書いた保湿を十分に行い、肌の水分量を上昇させることが、その嫌な皮むけ状態を早期に改善することにもつながっているのです。

さらに、自分ではがす場合、その黒ずんだ肌の部分のみを剥がせるのであればまだいいのですが、それが肌の一部であるということは、健康な新しい肌を一緒に剥がしてしまう可能性もあり、そうなれば出血や炎症を引き起こし、それによりメラノサイトが刺激され、肌の黒い状態が長引く可能性も十分にあります。

肌の黒い状態が嫌だというならば、それを生み出すメラノサイト刺激するような行為はしてはいけないのです。

酵素洗顔・ピーリングの使用

意外と日焼け後のケアで進められているものですが、個人的にはやらない方が良いです。

というのも、紫外線によるダメージにより、肌のターンオーバーはすでに促進へと傾いています。

そして、促進へと傾くと、通常の周期よりも短いため、菲薄化した細胞を生み出すことにつながり、肌の水分量が低下します。

そのような状態が日焼けにより起こっているのに、それなのにさらに余計にターンオーバーを促進に傾けるようなケアは肌を薄くするだけで、乾燥・敏感肌状態を長引かせるだけです。

むしろ、そのような促進へと傾くことで不足した保湿因子を外側から補うことで肌内部の水分量を上昇させ、ターンオーバーの周期を正常化させることに努めることが正しいケアだと普通に考えて思いませんか?

まだらになった日焼けを綺麗にする方法は?

これも良くある日焼けのお悩みですが、そんなものはないです。笑

というのも、なぜ肌がまだらになるのかというと、健康な肌細胞と紫外線によりダメージを受けた肌細胞のムラが肌に張り付いている時間のムラにつながり、その差が肌表面にまだらに現れているだけです。

なので、まだらにならないようにするならば、日焼け直後のアフターケア方法が重要になります。

いかに炎症を早期に鎮静化せさ、肌へのダメージを軽減させるかが日焼けケアの最重要ポイントと言えます。

なので、日焼けで炎症が治まった後にできることは、それにより欠けたものを外側から補い、敏感状態である肌に外部刺激を与えないということしかありません。

皮がむけ始めたら、自分では剥がさず、自然にむけるのを待ちましょう。

まとめ

というわけで、日焼け後に皮がむける仕組みについてでした。

皮がむけるのは、死んだ細胞が肌の表面に出てくることだったのですね。

そして、その細胞が肌表面に上がってくる時間差によるムラ=肌の紫外線に対するダメージの大きさのムラ=皮むけのムラ→皮むけのまだらとなります。

肌がダメージを負ってしまった以上、私達ができることは、熱をもった患部を出来るだけ早く冷やし炎症を抑えること、乾燥肌に保湿をすること、弱った肌に刺激を与えないことぐらいなので、その後生じる皮むけにムラができることはある程度しょうがない、どうしようもないことなのです。

それを汚いからと言って、無理やりはがすと、今度は一生モノのシミ・跡になってしまったりしますので、注意して下さい。

この日焼けの仕組みを通じ、どうして乾燥・敏感肌状態が出来るのかも少しは分かって頂けたと思いますので、乾燥・敏感肌状態を作らないためにも、まずは、肌のターンオーバーを正常化させることが重要です。

もちろん、日焼け対策も万全に!!

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

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