毎日行うスキンケアですが、それぞれ自分に合った方法というものがあると思います。
その方法はどのように決まりましたか?
よくよく考えてみれば、「そうするものだと思って使用しているけれど、具体的な用途はわからない」といったものや手順があるのではないでしょうか。
この記事では、スキンケアの基本として、具体的な順番ややり方、朝と夜のスキンケアの違いなどについて説明しています。
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【まとめ】スキンケア記事一覧
Contents1 スキンケア1.1 スキンケアの基本1.2 肌のターンオーバー1.3 肌のバリア機能1.4 保湿成分1.4.1 コラーゲン1.4.2 ヒアルロン酸1.5 肌老化 スキンケア スキンケ ...
スキンケアの基本
なぜスキンケアをするのか?
クレンジング
メイクをした場合やクレンジング必須の日焼け止めを使用した場合は、洗顔前にクレンジングが必要になります。
というのも、洗顔というものは肌表面の汚れ、過剰な皮脂を取り除くこと、クレンジングはそれ以前の顔の表面に付く、油溶性の化粧品や日焼け止めを取り去ることで、まず最初に、その肌表面に貼った脂溶性のコーティングを剥がさなくてはいけないのです。
そして、このクレンジングが肌の負担になってしまい、肌を悪くしてしまうケースが多いので、クレンジング剤自体の負担や肌との相性、落とす際の直接的な肌への負担など、総合的に考えて、選ぶ・行う必要があります。
洗顔
ホコリや汗や皮脂などの水溶性の汚れは洗顔で落とします。
化粧や日焼け止めの有無に関わらず汗や皮脂は常に分泌されますし、空気中のホコリなどの汚れは避けられないものなので、毎日する必要があります。
しかし、ゴシゴシと摩擦を発生させるような洗い方や単純に洗う頻度の多さなどは、必要以上に皮脂を除去いてしまい、また、肌の角質を剥がし、ターンオーバーを促進させ、それが肌の乾燥、さらに、その乾燥状態が脂性肌状態を生むなど、基本的な毎日行うスキンケアでありながら、それだけに間違ったやり方は様々な肌トラブルを生みます。
毎日行うからこそ、正しい洗顔方法を徹底しましょう。
化粧水
主に、肌に水分を与える役割です。
どのような肌質であろうと、肌の保湿はとても重要です。
洗顔後は皮脂を取り除いた状態ですので、なるべく早く化粧水を付け、肌内部からの乾燥を防ぎましょう。
また、化粧水は肌を柔らかくする目的もあります。
乾燥してごわついた肌は、次以降に使う美容液やクリームが馴染みにくくなるためです。
美容液
必ずしも使う必要があるわけではないですが、使うとすれば化粧水の後、乳液の前が基本です。
美容液の効果は様々で、うるおいをよりアップさせるものや美白効果のあるもの、肌にハリを与えるものなどがあります。
好みに合わせて選びましょう。
乳液
水分と油分を補います。
加齢に伴い、皮脂の分泌は減り、また、表皮層の基底細胞の老化からセラミド、NMFなどの生成がされづらくなることで、肌の乾燥は進みます。
それらを補う役割を果たすのが乳液などです。
クリーム
美容液と同じく、必須というわけではありません。
しかし、乾燥がひどい人や乳液をたっぷり塗っても水分が逃げていってしまうような季節などはクリームで油分補給をした方がいいかもしれません。
油分が多いので、乳液を使わずに代わりにクリームという使い方でもOKです。
ただし使い過ぎるとニキビやテカリの原因になります。
朝の基本スキンケア
①:洗顔
②:化粧水
③:美容液(必要に応じて)
④:乳液
⑤:クリーム(必要に応じて)
⑥:日焼け止め(必要に応じて)
基本的には、次にメイクをすることとUV対策をすることを念頭に置いたスキンケアが必要です。
美容液や次に使う化粧下地やファンデーションにUVカット効果がある場合は日焼け止めを塗らなくても大丈夫です。
ファンデーションが上手く乗らなくなったり、日中テカりやすくなるため、油分の多い乳液やクリームをたっぷり付けるのは避けましょう。
乾燥が気になる場合は、保湿効果の高い乳液やクリームを指定の分量だけ取り、しっかり馴染ませましょう。
また、成分にも注意が必要です。
乳液やクリームの油分の種類によっては日光で焼けやすくなるものもありますので、日中にも使用できる成分のものであることを確認してから使用しましょう。
夜の基本スキンケア
①:クレンジング
②:洗顔
③:化粧水
④:美容液(必要に応じて)
⑤:乳液
⑥:クリーム(必要に応じて)
夜のスキンケアの基本は、しっかり落とし、しっかり保湿することです。
クレンジングで化粧と日焼け止めを、洗顔で日中肌にため込んだ古い角質や汗や皮脂や汚れを全部落としましょう。
でないと、肌に残った成分が皮脂と混ざり合ったり、毛穴を詰まらせたりすることでニキビや肌トラブルの原因になります。
朝のスキンケアよりも化粧水、乳液、クリームなどの保湿は念入りに行いましょう。
疲れ切った肌を労わる意味もあります。
ナイトクリームなどの夜スキンケア専用の製品は、日中は紫外線のせいで使用できない成分もふんだんに使用した夜スキンケアに特化した製品となっていますので、夜に使用して眠ると非常に効果的です。
ちなみに、エイジングケアをしている方の中にはオイル美容をしている方も多いと思いますが、美容オイルは美容液と同じ扱いですので、基本的には化粧水の後に使用することになります。
スキンケアのポイント
自分に合った基礎化粧品を選ぶ
ドラッグストアやバラエティショップ、化粧品売り場などで非常に多種多様な基礎化粧品が並んでいるのは、それだけ色々な人の色々な肌質に合わせるためです。
例えば、油分が多く、日中すぐテカるのが悩みな人向けに油分が少なく水分量の多い乳液や、水分も油分も足りないカサカサ肌の人向けに高保湿クリームなどが販売されています。
きっと自分にぴったりのものがどこかにあります。
そして意外とおろそかにできないのが「使用感」です。
香りやしっとり感、べたつきのなさなども馬鹿にはできません。
スキンケアをする時間はリラックスタイムでもありますので、購入の際にはなるべく一度試しましょう。
自分に合った価格帯を選ぶ
スキンケアの基本は「継続」です。
高級で質の良い基礎化粧品をライン使いしても、続けられなければ意味がありません。
続けやすい価格帯の中で一番自分に合うものを選ぶのが最も効率的です。
しかし、より良いものをと追及するあまり基礎化粧品ジプシーになってしまうこともあります。
スキンケア難民などとも呼ばれます。
初めて使用したい基礎化粧品がある場合は、お試しサイズやサンプルセットがあるものを選ぶと出費を抑えられます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
スキンケアの基本についてお伝えしました。
スキンケアの手順それぞれの意味が分かれば、自分に合った方法も模索しやすいですね。
この記事が皆さんのスキンケア方法の見直しの手助けになれば幸いです。
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。
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