毛穴・角栓

角栓とは?ターンオーバーの促進が毛穴開き・詰まりの根本原因?

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poppy
これから、夏に向けて汗や皮脂が増えていく季節ですね。

暑いと新陳代謝が良くなるメリットもある一方で、過剰な皮脂の分泌により、暑い季節ならではの悩みも出てくる時期です。

特に、Tゾーンの皮脂分泌により、毛穴の開きや角栓の詰まりが気になる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、正しいケアを知る前に、なぜ毛穴の開きや角栓の詰まりが出来てしまうのか、その理由を知識として身につけましょう。

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Contents1 毛穴・角栓1.1 毛穴1.2 角栓1.3 毛穴・角栓ケア 毛穴・角栓 毛穴 ・ポツポツ気になる毛穴開きの種類と開かせる原因は?改善方法は? ・皮脂の過剰分泌による毛穴開きは超厄介! ...

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毛穴開き・角栓の詰まりとターンオーバーの関係

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角栓とは?

朝、化粧をするために鏡を見た時に、鼻やおでこ、顎のあたりの毛穴に詰まった角栓が気になることがありますよね。

角栓が出来ていると、毛穴が目立ちますし、肌の表面も滑らかになりません。

でも、そもそも角栓とは、一体何者なのでしょうか?

角栓とは、皮脂と古い角質が混ざったものです。

あの見た目から、皮脂のイメージが強いと思いますが、実は皮脂30%で、残りの70%たんぱく質、つまり角質が占めています。

毛穴の開き・角栓ができる原因は?

では、なぜ毛穴が開き、そこに角栓ができてしまうのでしょうか?

角栓がない人は、ひどい人と肌の状態はどのように違っているのでしょうか?

それは、角質層の細胞、特に、毛穴の出口(毛孔部)の細胞の成熟度合いの違いにあります。

下の画像をご覧ください。

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出典:資生堂、毛穴の皮膚特性を科学的に解明

毛穴が開くとは、単純に、毛穴の通り道の幅が広がるのではなく、毛穴の出口(毛孔部)の角質細胞が痩せ細る事により、すり鉢状の毛穴構造になってしまい、毛穴が開いているように見えることなのです。

なぜこのようなすり鉢状の毛穴構造になってしまうのかというと、それはターンオーバーが乱れること、特に、ターンオーバーが早まることにより、細胞の分化・成熟過程が早熟になるため、痩せ細った細胞が出来上がり、それらの細胞群で毛孔部が構成されてしまうからです。

そして、そのターンオーバーを乱れる、早まらせてしまう要因は、もちろん、加齢や普段の生活習慣、食生活、ストレス、睡眠の質・時間なども大いに関係していますが、特に早まる・促進してしまう時に問題になるのが、日頃行うスキンケアです。

脱脂力の強い洗顔やクレンジングで、それらの脂質は簡単に洗い流されてしまうのです。

そして、洗い流されてしまうと、当然、角質層内に水分を保持する能力が欠落しますので、皮脂を過剰に分泌させることにより肌表面をコーティング、これ以上の水分の蒸散を防ぐように働きます。

これにより、肌表面はテカリ、肌内部は乾燥しているインナードライ状態が出来上がります。

そして、その表面的な脂性肌状態を本来の肌質と勘違いし、脂性肌のスキンケアをしてしまえば、それは肌内部の乾燥を助長し、それを防ぐべく、新たな細胞を短時間で生成することを強いることになりますので、再び痩せ細った細胞が出来上がり、いつまで経っても肌状態は改善しないという袋小路に陥ってしまいます。

毎日行う洗顔やクレンジングは、できる限り短時間に行い、最低限の汚れ、肌にとってマイナスとなる汚れのみを落とすことを肝に銘じておきましょう。

それだけを意識して徹底するだけでも肌状態はかなり改善されるはずです。

次に、角栓がなぜできるのかを見ていきましょう。

角栓がなぜできるのか?

pores
出典:資生堂、毛穴の皮膚特性を科学的に解明

すり鉢状構造を形成している毛穴の細胞群は、先程も申しました通り、痩せ細った細胞で構成されています。

これらの細胞は、分化過程が早熟であるため、ターンオーバーの終焉、つまり、垢として排出される際に放出される分解酵素の量も不足しています。(分解酵素の働きにより、角質細胞と角質細胞間脂質の間の接着剤を解き、細胞が肌から剥がれていきます。)

そのため、いつまでも肌表面に滞留し、最終的にまとまったダマのようになって剥がれ落ちます。

ここで、冬場の乾燥した肌状態を想像して下さい。

乾燥した肌は白く粉ふきますよね?

これは、角質細胞が剥がれたのが視認できる状態、つまり、角質細胞が細胞単位ではなく、細胞同士がまとまった状態で剥がれ落ちていることにより、私達の目でも視認できるのです。

これと同じことが、すり鉢状構造の毛穴表面でも起こっているのです。

同時に、乾燥した肌というのは、細胞が萎縮しているため、硬化しています。

これは、スムーズな角質の排出を阻害する要因となります。

そして、ダマとなった角質はただでさえ、排出しづらい上に、肌の硬化が後押しし、肌表面に滞留。

毛穴とは皮脂の噴出孔ですから、この出ていかずに滞留した角質が皮脂と合わさることにより、角栓が出来上がります。

つまり、このすり鉢状構造を形成している毛穴の細胞を正常な細胞へと入れ替えない限り、毛穴のトラブルというものは一向に改善しないのです。

なので、らっきょうの皮むきと同じで、根源的な問題を改善しない限り、角栓は一生生まれますので、毛穴を傷つけるような角栓の除去はやっても意味ないです。

角栓の除去は、今の肌のボツボツが嫌な人が瞬間的に綺麗にしたいことを目的としてやるものであって、角栓をなくしたい、毛穴を根本から綺麗にしたいという人は手を出すことではないです。

そして、今日話したことは、毛穴関連の話だけではなく、ターンオーバーを正常化し、脂質を十分に含んだ肌細胞で角質層を構成することが、私達が目指す美肌への唯一の道なのです。

そして、もう一度確認しておきたいことが、日頃のスキンケアで、肌内部の貴重な脂質を洗い流さないことです。

高い化粧品を排水口に流しているようなものです。

最後に、ターンオーバーの基本的なことを角栓に絡めてまとめておりますので、興味がある人は最後まで読んでいって下さい。

ターンオーバーの周期

私達の体は新陳代謝によって、日々新しい細胞に生まれ変わっています。

肌の場合、肌表皮の一番奥で新しい細胞が生まれると、下の層にある細胞から順に上に押し上げられます。

肌表面に到達した細胞は角質となり、さらに時間がたてば、角質は垢として自然に剥がれ落ちます。

このサイクルはおよそ4~6週間と言われており、このサイクルのことをターンオーバーと呼びます。

正常なターンオーバーは、一定のサイクルで起き、このサイクルが乱れると肌トラブルが起こり、にきび吹き出物などの肌荒れにつながってしまいます。

サイクルの周期は年齢によっても異なり、20代28日程度40代60日程度60代では90日程度の周期が大体の目安とされています。

正常なターンオーバーにより、健康的な肌であれば、角質というものは本来、気になるほど目立つ前に、剥がれ落ちてしまうのが自然な状態です。

しかし、角栓が詰まり、それが酸化し、黒ずみが目立つというような状態の場合には、このターンオーバーのサイクルが正しく機能せず、本来は剥がれ落ちるはずの古い角質が、毛穴に留まってしまっている状態であると考えられます。

つまり、毛穴の角栓の詰まり、黒ずみの原因は、角質の滞留と皮脂の過剰分泌にあり、そのどちらにも、ターンオーバーが深く関わっています。

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ターンオーバーが乱れる原因

ターンオーバーが乱れる原因として、要因は様々ですが、主に生活習慣と日頃のスキンケアにあります。

睡眠不足や無理なダイエット、疲労や便秘、運動不足などによるいわゆる生活習慣の乱れは、体内リズムを大きく損なうと言われていますが、肌への影響も大きいものです。

肌トラブルが生じると、ついトラブルが生じた肌そのものに対して、ケアを行うことに注力しがちですが、まずは体を健康な状態に戻すことを考えた方が、効果は大きいと思われます。

次に、誤ったスキンケアにより、肌に過剰な刺激やストレスを与えると、必要な角質層まで取り除いてしまうため、失った角質層を作ろうとターンオーバーのリズムが速くなり、古い角質が溜まりやすくなると言われています。

もちろん、紫外線やお肌の乾燥などの外部から受けるダメージも影響します。

角栓を取り除くための様々な化粧品があり、角栓は嫌なもの、取り除くものと考えがちですが、本来角栓は肌外部からの異物の侵入を防ぐ大切な機能を持っており、そもそも健康的な肌状態であれば、取り除かなくても自然に剥がれ落ちるものです。

<肌によい栄養素>

たんぱく質・・・大豆製品、豚肉、鶏胸肉、鰹、鮭、乳製品 
→肌の細胞を
作る

ビタミンA・・・にんじん、卵黄、レバー、たら。アナゴ、ウナギ 
→皮膚、粘膜を正常に保つ

ビタミンB・・・緑黄色野菜、牛レバー、サンマ、干ししいたけ 
→抗酸化作用・肌の代謝を活発にする

ビタミンC・・・ミカン、レモンなどの柑橘系、ホウレンソウやブロッコリー、ジャガイモ(一部の野菜をのぞき過熱に弱い傾向がある)
→コラーゲンの生成、ストレスに対する抵抗力を高める効果

ミネラル・・・牡蠣、たらこ(なかなか毎日の食事では摂取しづらい)、ワカメやひじきの海草類、きのこ類 
→皮膚や粘膜の健康を助ける、また、貧血や肌のくすみの改善

紫外線は美肌の大敵!紫外線対策の徹底!

ターンオーバーを正常に保つには、紫外線対策も欠かせません。

紫外線は、美肌の大敵とも言えます。

紫外線によりダメージを受けたお肌は、ターンオーバーの周期を早めようとし、正常な細胞が作れなくなります

その為、乾燥肌になりやすく、シミそばかすの原因にもなります。

<対策>

・外出の際は、日焼け止めクリームを忘れずに塗る。
・サングラスや日傘、帽子を使用する。
・UV加工のされた衣類の着用などしっかりと対策を心掛ける。
・もっとも紫外線が多い10時〜14時はなるべく外出を控える。

シミやそばかすは、すぐには表面に現れません、忘れた頃にやってきます。

気付いたらシミ、そばかすだらけ!とならないように普段の生活に気をつけて美肌を保つようにしましょう。

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生活習慣の見直しと秘訣!

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ターンオーバーの正常化を保つために、日々の生活を見直して見ましょう。

22時〜2時の「美肌時間」に熟睡できていますか?

1日のうち、最もお肌のターンオーバーが活発になる時間帯、22時〜2時の間に質の良い睡眠をとることでターンオーバーの乱れを回避、正常に保ちます。

しかし、上のシンデレラタイムの話は否定されつつあり、それよりも入眠3時間の深い眠りが重要なのだそうです。

なので、寝る前は脳を覚醒させてしまうようなことはやめましょう。

なかなか難しいことですけどね・・・

洗顔せずに就寝していませんか?

洗顔を怠ることで、皮脂汚れなどによりお肌の細胞の生まれ変わりがうまくいかずに、ニキビや吹き出物などの肌荒れが起こります。

1日の終わりには、必ず洗顔をするようにこころがけましょう。

寝る3時間前まで飲み食いしていませんか?

肌のターンオーバーに使われるはずだったエネルギーが食べものを消化する際に使われてしまうため、お肌の新陳代謝がうまくできなくなります。

就寝3時間前までに飲食は済ませておくと良いでしょう。

お肌に悪いだけでなく、肥満の原因にも繋がります。

ストレスとうまく付き合っていますか?

ストレスとお肌トラブル、一見無関係そうですが、実はとても深い関係性があります。

人間関係や過労などのストレスは、社会で生活する以上ほとんどの人が感じたことがあるでしょう。

このストレスが、シワやたるみの原因につながっている事を知っていましたか?

ストレスは、「活性酸素」を発生させ、体の組織を衰えさせてしまいます。

そして、肌の弾力を保っているコラーゲン成分を破壊してしまい、結果的にシワやたるみをもたらしてしまうのです。

また、男性ホルモンの皮脂分泌が活性化するため、大人ニキビの原因にもなります。

普段から、適度な運動や趣味をもつなどしてストレスとうまく付き合って行く事で肌トラブルを回避しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ストレスが多い日常生活や睡眠不足などで、すぐにホルモンのバランスが崩れやすくなります。

それにより、ターンオーバーが乱れ、その弱った部分を化粧品で補うというようなスキンケアをしている方が多いと思います。

しかし、外からの保湿には限界がありますし、肌トラブルがズルズルと治らないままの方は、一度、自身の生活習慣を見直してみてはいかがでしょう。

角栓のケアに関しての注意点ですが、ターンオーバーは早くても30日程かかりますので、すぐに治そうと思わず、気長にケアしていきましょう。

ターンオーバーの改善は、角質ケアだけではなく、あらゆる肌トラブル改善につながるものですので、是非、ターンオーバーの正常化を基本に置くスキンケアを意識してみてください。

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました。

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