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鏡餅の飾り方や飾る場所は?みかんや干し柿など飾り物の意味や由来は?

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syougatu
みかんと餅を重ねた姿が特徴的な”鏡餅”は、お正月飾りの定番です。

そんなお正月に欠かせないのが鏡餅ですが、みなさんはどのような飾り方をしていますか?

飾り方や飾る場所、また、裏白などにも意味があります。

鏡餅を飾るにあたり、場所や方角、裏白やその他のお飾りについて、鏡餅の意味などと一緒にご紹介します。

鏡餅・鏡開きの由来や意味と飾る場所

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鏡餅の由来や意味

鏡餅とは、歳神様の依り代です。

お正月に天から降りてきた歳神様は、門松に導かれ、鏡餅に憑依します。

つまり、お正月は歳神様を”おもてなし”する儀式であり、松の内において、鏡餅がその依代なのです。

鏡餅の名前の由来は、読んで字のごとくで、「餅」の形が「鏡」に似ているからです。

現代の鏡は四角が一般的ですが、むかしの鏡は丸型が多かったのが由来ではないかと考えられています。

鏡餅の飾り方と方角は?

鏡餅の飾り方について、どのくらいご存知でしょうか?

地方によって飾り方が違いますので、「これが正しい」ということはありませんが、三方(さんぼう)、裏白(うらじろ)、御幣(ごへい)、橙(だいだい)をどのようにして飾るかは大事です。

重ねる順番としては、上から、

①:橙

②:お餅

③:御幣

④:裏白

⑤:四方紅

⑥:三方

これが基本的な鏡餅の形となりますが、この他にも昆布や海老、末広などと色々なお飾りがあります。

主によく鏡餅が飾られる場所は、リビングのテーブルやキッチン、寝室の棚や玄関などです。

日常生活でよく利用する場所に飾ることで目が行きますよ。

一箇所だけに飾るということもなく、家のいたるところに飾っても良しとされていますよ!

飾る方角に関しては、風水などでその年の吉方を調べ、その方角に近い場所を見つけて鏡餅を飾りましょう。

鏡餅のお飾りの名称や意味

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裏白

裏白とはシダの仲間で、葉の裏が白くなっているのが特徴です。

鏡餅を飾る時、この裏白は表面を向けずに裏の白い部分を見えるように飾ることとなっています。

それはなぜか?きちんと意味があります。

裏白の白い部分、ここには「心に裏がなく純粋である」、『家族が繁栄する』、『長寿の願い』を表しています。

しかし、最近になって裏表関係なく飾る地域も多いため、正しく飾るということに執着せずに裏白についての意味を把握していれば良いという考えになってきているようですね。

三方(さんぼう)

三方とは、台の部分を言います。

「神前や貴人など、尊い相手にものを差し上げるときに使われたもの」で、別名「三宝」とも呼ばれています。

儀式的な台で、四角なお敷に胴がついており、前方と後方に穴が空いています。

神前などに飾る場合は神様の方に繋ぎ、穴を向けないように飾ります。

四方紅(しほうべに)

四方紅とは、お供え物を乗せる紙のことを言います。

四方、紅で縁取られています。

飾り方は、正面に角がくるように敷きます。

天地四方を拝して災いを祓い、一年の繁栄を祈願します。

御幣(ごへい)

御幣とは、紅白の飾りのことを言います。

末広がりの形が縁起が良いとされており、魔除けの意味もあります。

お餅

お餅は鏡餅の主役でしょう。

丸い二つのお餅を重ねます。

これは、二つ重ねることで『一年をめでたく重ねる』という意味があります。

昔、鏡には神様が宿るとされていて、とても神聖なものでした。

丸い形が、鏡を表しており、家族円満を祈願するものです。

ゆずり葉

ゆずり葉とは、鏡餅の下に敷いてある葉のことを言います。

新葉が出てくることで、古い葉は落ちるということから、『福を家族に代々受け継いでいく』という意味があります。

橙(だいだい)

橙とは、「みかん」のことを指します。

木から落ちずに実が大きく育つことにあやかって、『代々、家が栄えますように』という意味があります。

「橙」と「代々」をかけたようになってもいます。

昆布(こぶ)

昆布は『喜ぶ』の語呂合わせで、縁起が良いとされています。

串柿(くしがき)

串柿とは、干し柿を串に刺したものを言います。

柿は「嘉来」に通じる縁起の良いものとされています。

「干し柿は、見向きもしない渋柿でも、修練の末には床の間の飾りにもなる」という高い精神性を表しています。

この串に刺した串柿には、三種類の神器の剣を表しており、鏡=鏡餅、玉=橙、剣=串となります。

鏡餅を飾る場所は、一箇所でなくても良いと述べましたが、見下すような形になってしまう低い位置は避けましょう。

石川県だけ紅白の鏡餅がある理由

全国的に鏡餅は白い餅を重ねるのが普通と思われますが、地域限定で”紅白”の鏡餅が存在します。

その代表的な地域が石川県です。

その理由は諸説あるのですが、加賀藩が五穀豊穣を願って、さまざまな雑穀を入れた餅を用いたなどあります。

鏡餅の二段と三段は何が違う?

日本では鏡餅は二段が一般的です。

大小の餅は陰と陽、月と太陽を表しているとされ、”福が重なる”、”めでたく年を重ねる”という意味があります。

関西や一部の地域では、三段の鏡餅があります。

鏡餅をいつから飾る?鏡開きはいつ?

お正月飾りの日程と同じく12月28日までに飾りましょう。

12月29日は苦餅(くもち)、12月31日は一夜餅といって縁起が悪くなります。

お正月に飾った鏡餅は、1月11日に下げて食べます。

これを鏡開きといいます。

お供えされた鏡餅を食べながら、無病息災を願うものです。

鏡開きの由来は、武家社会にさかのぼります。

当時は、鏡餅に刃物を使うと”切腹”をイメージさせるので、それはご法度でした。

手などで餅を割ることになったのですが、”餅を割る”も縁起が悪いので”鏡開き”になったそうです。

また、鏡餅のお供え物は神様から頂いたものだから、刃物で切ると縁起が悪いとする声もあります。

鏡開きをしたお餅は、お汁粉にして食べるのが一般的です。

まとめ

鏡餅のお飾りには、全て意味があることがわかったと思います。

ただ飾るのではなく、ひとつひとつ意味を理解しながら飾ると、いつもより新年を迎える気持ちが違ってくるのではないでしょうか。

神様に感謝をし、毎年大事に丁寧に鏡餅を飾りたいですね。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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