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中秋の名月(十五夜)とはいつ?満月ではない方が多い?食べ物は?

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夏の暑さが少し和らぎ、吹く風が秋らしくなってきました。

夏の終わりが近づくとなんだか切ない気持ちになる私ですが、秋の一大イベントとして十五夜は毎年楽しみにしています。

ちなみに、今年の十五夜は、9月24日(月)です。

十五夜は、一年のうち一番月が綺麗に見え、「中秋の名月」とも言われていますが、この中秋の名月とはどのような意味があるかご存知でしょうか?

中秋の名月についてのあれこれをご紹介します。

中秋の名月(十五夜)の由来やお供え物・食べ物・行事

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中秋の名月の由来は?

十五夜とは、夏の作物の収穫もほとんど終わり、稲刈りをするまでの比較的手のあく時期に稲の豊作を祈ることとして、月が最も美しいとされる中秋の十五夜(旧暦8月15日)にお月見をするのが十五夜の始まりとされています。

このお月見では、『お月様を愛おしみ、秋の収穫の時期に神様へ恵の感謝をする』『物事の結実』、『祖先との繋がり』に感謝して祈ることが目的とされています。

これが中秋に月を愛でる理由です。

中秋の名月(十五夜)が満月とは限らない理由

「中秋の名月=まん丸で綺麗な月」というイメージはありませんか?

実はそうでもないんですよね。

満月における月齢は13.8から15.8の間で変動しますので、必ずしも15日に満月が訪れるとは限らないのです。

簡単な例で考えてみましょう。

まず、新月が1日の正午12時に訪れるとします。

すると満月の月齢の平均が14.8ですので、単純に考えると、14日と19.2時間後、つまり、16日の朝7時頃に満月を迎えることになり、この例でも満月と十五夜は一致しません。

もう一つ、超早い場合も考えてみましょう。

まず、新月が1日の午前0時に訪れるとします。

すると、満月の月齢の最速が13.8ですので、単純に考えると、13日と19.2時間後、つまり、14日の夜7時頃に満月を迎えることになり、この例だと十五夜の前日に満月を迎えることになります。

このケースは非常にレアで、次に訪れるのは2127年だそうです。

ちなみに、月齢とは、新月の瞬間からの経過時間を日を単位として表したものです。

満月の月齢がこのように変動してしまう背景には、月の速さが一定ではないことに起因しています。

それは、月が地球の周りを周回する軌道が楕円型であるため、地球に近くなったり遠くなったすることにより、速度が変化するからです。

そのため、新月から満月になるまでのスピードが遅いと満月よりも前に、中秋の名月を迎えてしまいます。

ちなみに、中秋の名月と満月が次に重なるのは、2021年です。

中秋の名月(十五夜)のお供え物や食べ物は?

では、この中秋の名月(お月見)にはどのようなものをお供えするのでしょうか?

ピンとくるのがお団子ではないでしょうか?

穀物の収穫に感謝し、米粉を使用して作った団子をお供えすることが始まりです。

地域によっては米粉と限定せず、その土地で取れる穀物を使用することも多いようです。

お供えする団子の数は、2つ節があり、

①満月の数:12個 その年に出た満月の数を備える。(閏年は13個)

②十五夜:15個 十五夜だから15個。(十三夜には13個)15個の並べ方もあり、下から9個、4個、2個となります。

中秋の名月(十五夜)にちなんだ慣習は?

このお団子に関係することとして、「お月見どろぼう」という風習があります。

これは、十五夜の夜だけは子供達がよその家に入りお供えされているお団子を盗んで良いというもので、竿状の棒の先に針金などをつけ、お団子をうまく引っ掛けて盗むというもの。

地域によって、「だんご突き」や「だんご盗み」、「だんご差し」など呼び名が違ってきます。

この風習は元々「片足御免」という風習が起源とされています。

月の光が明るい十五夜の夜だけ、よその畑から里芋を盗んでも良いというもので、盗む際は道から片足のみ畑に踏み入れたところまでという決まりでした。

そのほか、十五夜の夜にだけタスキで結わえられる分だけ盗んでよしという「襷(たすき)一ばい」という片足御免に似たような風習でがあるようです。

現在のお月見どろぼうは、子供達が「お月見ください」と各家庭にきちんと声をかけ訪れ、お供えのお菓子をいただくというやり方になっています。

また、芋類や野菜、果物をお供えすることも多く、十五夜は別名「芋名月」とも言われます。

皮ごと蒸し、きぬかつぎ(里芋を蒸し、塩や醤油をつける食べ物)にしたりします。

秋の果物、葡萄はツルにとても良い意味があります。

「月と人との繋がりが強くなる」という、なんとも縁起の良い果物ですね。

そして、あきのななくさのひとつでもあるススキは、中秋の名月の時期には稲刈り前であるために、代わりにススキの穂を稲に見たて飾ります。

このススキは、月の依代(神霊がより付くもの)として役割を果たします。

また、魔除けとしても効果があり、中秋の名月には田や自宅前にさして魔除けと豊穣を祈願します。

まとめ

中秋の名月が、必ずしも満月ではないことが予想外ですね。

しかし、中秋の名月は秋の風物詩ですので、秋の収穫に感謝をする心はとても大切です。

そして、お月見もみなさんで集まる楽しみもありますし、綺麗な月を見ながら美味しい料理を食べ、中秋の名月を堪能するのも秋のイベントの一つですよね!

中秋の名月について知識を得た後に見る月はまた一段と綺麗でしょうね。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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