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秋の長雨の原因である秋雨前線とは?実は梅雨時期よりも雨が多い?

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日本で雨の多い季節は?と聞かれると思い浮かぶのは6月の「梅雨」ではないでしょうか?

実は、梅雨とどっこいどっこい、もしかすると梅雨よりも雨の日が多いかもしれない季節が秋なのです。

台風が多い季節でもありますし、竜巻きなんかも発生することが多いです。

梅雨時期には「梅雨前線」、秋には「秋雨前線」というものがあります。

秋雨前線とは、どのような特徴があるのでしょうか?

また、日本にどのような影響、天候をもたらすのでしょうか?

秋の長雨の原因:秋雨前線の仕組み

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秋は雨が多い理由・秋雨前線

先ほど述べたように、秋は「秋の長雨」という言葉があるくらい、意外と雨の多い季節です。

短時間に大雨が降ったり、台風や竜巻も発生します。

理由として、夏から秋に季節が変化する際に、真夏の間本州一帯に猛暑をもたらした太平洋高気圧が南へ退いて行き、大陸の冷えた高気圧が日本海や北日本方面に張り出します。

この性質の異なる2つの空気がぶつかるところの大気が不安定となり、秋雨前線が発生します。

これは、梅雨前線と同じように前線を挟み、夏の空気と秋の空気とが押し合い、全線は日本上空を南下、または北上することで長雨が続きます。

秋雨前線の原因となる4つの高気圧

シベリア高気圧

シベリア高気圧は冷たくて乾燥しているシベリア気団から構成されます。ちなみに、高気圧から吹き出す風も冷たく乾燥しています。

移動性高気圧

秋特有の高気圧で、やや温かく乾燥した揚子江気団から構成されます。

東に進みにつれ発達し高気圧の後面に入る期間が長く南からの湿った空気が入り視程が悪くなります。

太平洋高気圧

暖かく湿った小笠原気団から構成されています。

この小笠原気団は、特に夏に勢力を増し、この気団の影響下に入ると梅雨があけます。

秋に入り、この気団の勢力が弱まると、日本付近は北の気団に覆われ、小笠原気団との間に前線ができ秋の長雨となります。

オホーツク海高気圧

オホーツク海気団から構成される気圧で、冷たく湿っています。

勢力が強まると、寒冷な北東風が吹き、北海道や東北、関東地方の太平洋岸にやませとなって吹き付けます。

秋雨はいつから?地域差はある?

ぐずついた天気が続く秋ですが、秋雨はいつまで続くのでしょうか?

秋雨の時期は、だいたい8月後半から10月上旬となっており、気象庁によれば、地域にも差があるとされています。

秋雨前線は、北日本から順に南下していき、北日本は8月下旬や9月上旬に雨が多く降り、東日本と西日本は9月中旬・下旬に雨が多くなります。

地域別の秋雨の時期はこのようになります。

北日本
→札幌・・・8月下旬から9月いっぱい
→仙台・・・8月下旬から10月上旬

東日本
→東京・・・8月下旬から10月上旬
→名古屋・・・8月下旬から10月上旬

西日本
→大阪・・・9月上旬から10月中旬
→福岡・・・8月中旬から9月下旬

これは、あくまで平年値です。

秋雨は6月の梅雨のような入りと明けがはっきりしないので、発表されることがありません。

秋雨の特徴は?

秋雨は、梅雨前線と同じく停滞前線です。

梅雨前線は西日本でよく降るのに対し、秋雨前線は北や東日本で多く降るのが特徴です。

しかし、ずっと大雨の日が続くわけではなく、曇りの日やしとしと雨の降る日も多いです。

注意したいのは、台風と重なってしまうと台風が上陸しない場合でも、接近するだけで秋雨前線は刺激されてしまい大雨が降ることがあります。

まとめ

夏の梅雨と秋の秋雨は、日本でも長く雨の降る時期ですが、西日本では梅雨時期に、東京から北側は秋雨時期にと、雨が特に多く降る時期が違うのもまたおもしろいですよね!

しかし秋雨には、台風と重なった場合非常に激しい大雨が降り被害が大きくなってしまうこともありますので、注意しなければならない事も忘れないようにしたいですね。
 
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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