クラシック 音楽

バロック音楽とは?演奏の特徴や有名な作曲家は?いびつな真珠の意味とは?

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baroque
バロック音楽は、ルネサンス音楽と古典派音楽の間に位置する17世紀初頭から18世紀半ばまでの音楽です。

そして、バロック音楽は「いびつな真珠」という意味のポルトガル語に由来するフランス語であります。

何故「いびつな真珠」とネガティブな言葉でつかわれるようになったのでしょうか?

この記事では、バロック音楽について、基本的なことをまとめていきたいと思います。

バロック音楽の演奏の特徴や有名な作曲家

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ルネサンス期からバロック期へ

もともと音楽の始まりは、単旋律、無伴奏でした。

要は、伴奏なしのメロディーだけということです。

代表的な曲にグレゴリオ聖歌があります。

そして、ルネサンス時代には、メロディーばかりが重なり合った「ポリフォニー」という手法ができました。

現代風に簡単にわかりやすく言うのであれば、ポリフォニーとは、メロディー+メロディーの『かえるの歌』です。

そして、バロック音楽の頃になると器楽が発展してきます。

特にこの頃のヴァイオリンは、今でもオークションにかけられると、途方もない値がつけられる、歴史上最高のヴァイオリン職人「ストラディバリ」がいた時代であり、当時にして、高度な技術を持つ、優れた職人達がいたことがわかります。

ヴァイオリンだけでなく、チェンバロや木管楽器や金管楽器なども発展していきます。

もちろん楽器が発展すれば音楽も発展します。

それが『バロック音楽』につながっていきます。

有名な音楽家に、ヴィバルディ、バッハ、ヘンデルなどが活躍していました。

バロック音楽とは?

バロック音楽は、初期バロック・中期バロック・後期バロックに分けられます。

初期バロックには、音楽家達は、ルネサンス音楽の作曲法(ポリフォニー)を打ち破ろうとしていました。

それにより、通奏低音の原型ができあがるのです。

通奏低音とは、まだ色々解釈があり(ウィキペディア)から引用させていただきます。

通奏低音とは、主にバロック音楽において行われる伴奏の形態。一般に楽譜上では低音部の旋律のみが示され、奏者はそれに適切な和音を付けて演奏する。イタリア語のバッソ・コンティヌオ の訳語で、伴奏楽器が間断なく演奏し続けるということである。

出典:ウィキペディア〜通奏低音〜

要は、ずっと演奏している低音と和音のパートのことです。

参考曲として、みなさんが良く知っている、ヴィバルディの「四季」の春の楽譜と曲です。

spring

五段になっているスコアの一番下の段が「通奏低音」です。

メロディー部分ではないことがおわかりでしょうか?

しかし、まだまだ音楽家達はルネサンス音楽を打ち破ろうとします。

バロック中期に入ると、音楽も人間の感情を表現するようになります。

みなさんご存知の『オペラ』の誕生です。

歌劇(かげき)とも呼ばれ演劇と音楽によって構成される舞台芸術です。

オペラは1600年頃にイタリア・フィレンツェで生まれ、ヴェネツウィア、ローマ、ナポリで大成功を収め急速にフランス、イギリス、ドイツにまで広がったのです。

以上のことをまとめますと、器楽の発展と共に音楽家達は目新しさや意外性を追求し、ポリフォニーだけでは物足りなくなってしまったのです。

ルネサンス音楽が正統派の音楽であるのに対し、バロック音楽は「いびつな真珠」と言われてしまうのですね。

言い換えれば、中世の頃から長い年月をかけて磨き上げられた和声音楽が「真ん丸な真珠」であるならば、「真ん丸」からわざと外れた形に魅力を感じてしまった、それがバロック音楽なのでしょう。

まとめ

西洋音楽史において、単旋律のグレゴリオ聖歌が多声音楽として発達し、和声感が確立、洗練した音の連なり(ポリフォニー)が発展してゆくうちに、しだいに和声音の中にとどまらない音にまで音楽家達が手を出し始めた音楽が「バロック音楽」です。

そのバロック音楽が、今私達が耳にする音楽(クラシック、ポップス、演歌、あらゆる曲)の土台になっていたのです。

今でもなおバロック音楽の集大成であるバッハの曲は、ピアノグレードテストやコンクール、音楽大学など必ず課題曲に指定されています。

それだけ奥が深いのですね。

私もバッハの平均律毎日弾いております。

弾けば弾くほど魅力されます。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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