毛穴・角栓

毛穴の開きの原因は皮脂による炎症?治らないのは当たり前?

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dahlia
Tゾーンは皮脂の分泌が過剰であるがために、毛穴開きや黒ずみ・角栓などの毛穴トラブルやニキビなどの肌荒れが起こりやすい部位です。

特に、鼻の毛穴の開きは目立つため、すぐにでも綺麗にしたいと誰もが思うはずです。

それに毛穴汚れや角栓が詰まっていれば、なおさらです。

この記事では、鼻の毛穴の原因について、あれこれまとめていきます。

鼻の毛穴の開きの原因と対策!なぜ治らない?

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鼻の毛穴開きの原因とは?

鼻の毛穴開きの原因は様々ありますが、多くの場合、毛穴自体がパカっと開いているのではなく、毛穴の出口(毛孔部)がすり鉢状=円錐状の毛穴構造になることで、毛穴が顕在化する=開いて見えるという状態になっているのです。

そして、これは毛穴が炎症=肌荒れを起こすことによりターンオーバーの亢進状態=角化異常が原因です。

そして、そして、その炎症=肌荒れを引き起こす引き金となるのが、皮脂です。

毛穴開きと皮脂との関係

皮脂の主成分であるトリグリセリドは、皮膚常在菌のアクネ菌の酵素により不飽和脂肪酸へと分解されます。

そして、この不飽和脂肪酸が炎症誘発物質として働きます。

具体的には、不飽和脂肪酸には表皮細胞内をプラスの電荷に偏らせる働きがあり、この状態がシグナルとなって、免疫系が反応、連鎖的な炎症反応が起こるのです。

そして、その炎症部位では、その部分をカバーしようと角質細胞の増殖が起こります。

しかし、この正常な周期よりも短い、ターンオーバーの亢進状態で生成される表皮細胞には、セラミドやNMFなどの脂質や垢となって剥がれ落ちる際の分解酵素が不足しています。

すると、角質層に水分を保持する能力が落ちますので、皮脂を過剰に分泌させ、肌表面をコーティングすることで、肌内部からの水分の蒸散を防ぎますが、これは上の皮脂による炎症をより悪化させます。

また、肌内部の水分量の低下が分解酵素の働きを弱め、加えて、水分が不足し、萎縮・硬化した細胞群はスムーズな角質の排出を阻害し、角質が毛穴内部に滞留するようになります。

次々と生成される表皮細胞と、そこに注ぎ込まれる皮脂とで、毛穴内部はどんどん狭くなり、いずれ角栓となって毛穴を塞ぎ、嫌気性のアクネ菌が酸素と触れ合う機会を失うことで、CAMP因子という毒素を産生するようになります。

そして、今度はこれに対し免疫系が活性化され、連鎖的な炎症反応からニキビへとつながっていくのです。

つまり、皮脂が何よりもまずターンオーバーを促進させる因子として働いているのです。

なので、皮脂の分泌が多い鼻や頬などのTゾーンに毛穴トラブルが絶えないというのは、言ってみれば当然のことなのです。

この皮脂の分泌をいかにコントロールするのかが、毛穴トラブルの根本的な改善には欠かせないのです。

そして、この皮脂の分泌を司るのがホルモンです。

ホルモンと皮脂分泌の関係

男性ホルモン

皮脂の過剰分泌の主原因は、この男性ホルモンの亢進です。

特に、男性ホルモンのテストステロンが5αリアクターゼという酵素により還元されてできるジヒドロテストステロンが、トリグリセリドの産生を促進し、皮脂を過剰にさせます。

また、このジヒドロテストステロンは、髪の根元の毛乳頭にあるアンドロゲン受容体にくっつくことで、発毛サイクルを短くし、AGAを招きます。

他にも、男性ホルモンは表皮細胞の増殖も促すので、男性ホルモンの亢進状態は、肌トラブルを招く大きな要因と言えます。

女性ホルモン

生理前に過剰になる黄体ホルモンは、皮脂を過剰に分泌させます。

女性の方は、生理の周期に合わせてスキンケアを変えるなどの工夫も効果的かもしれません。

副腎皮質ホルモン

ストレスなどを受けると副腎皮質ホルモンという対ストレスホルモンが分泌されます。

そして、このストレスホルモンを分泌させる際に、精腺も刺激してしまい、副産物として男性ホルモンも分泌させてしまうようです。

ホルモンバランスの崩れは肌荒れに直結します。

そして、そのホルモンバランスの崩れは、その人の癖みたいなものの影響も大きいので、単純にホルモンの働きを弱めるというだけでなく、その癖に対して自分が何ができるのかをしっかりと自分自身で考えることも重要です。

次に、上にも書きましたが、肌の内部乾燥が皮脂の過剰分泌を促しますので、普段のスキンケアではそれを防ぐことが極めて重要です。

肌の内部乾燥

肌の内部乾燥は、もちろん、大気の乾燥やエアコンなどの影響もありますが、一番の原因と考えられるのは、洗顔とクレンジングです。

というのも、顔の汚れ=皮脂汚れを落とすことは、常に肌内部の脂質を洗い流してしまう可能性をはらみ、汚れを落とすことと乾燥は常に隣り合わせなのです。

脂性肌の人は、日頃から強い洗浄力の洗顔料を使っている場合が多いですし、濃いメイクをしている人は、強い洗浄力のクレンジングを使っている場合が多いです。

慢性的な毛穴トラブルや肌荒れが治らないという方は、一度、洗顔料・クレンジング料が本当に適切なものであるのか、そのやり方や使っているものを一度見直してみましょう。

普段のスキンケアでは、角質を無理やり剥がさないこと、肌内部の脂質を洗い流さないこと、この2点が極めて重要なことです。

まとめ

というわけで、鼻の毛穴の開きは皮脂が過剰である部位であるため、ある意味当然のことであるという内容でした。

皮脂がターンオーバーを促進させる因子であり、それが毛穴トラブルを悪化させるならば、これ以上、自らがターンオーバーを促進させることをしてはいけないのです。

なので、普段のスキンケアでは、ターンオーバーの周期に自らが干渉しないことが重要になるわけです。

そして、洗顔とクレンジングがその点に強く影響するため、使うもの・やり方には徹底的にこだわらなくてはいけません。

むしろ、それを改善するだけでも、肌は見違えるほど綺麗になるかもしれませんよ!

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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