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芍薬(シャクヤク)の育て方!苗の植え付けや植え替え時期・やり方!

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シャクヤクの育て方

芍薬(シャクヤク)は毎年5~6月に咲く優雅で豪華な花です。

平安時代日本に渡来した時は薬草だった芍薬(シャクヤク)は、その美しさから次第に観賞用となりました。

今回は芍薬(シャクヤク)の育て方をご紹介します。

自分で育て方を実践して咲いた芍薬(シャクヤク)は一段と美しいことでしょう。

芍薬(シャクヤク)の基本情報

シャクヤクの育て方

芍薬(シャクヤク)とはどんなお花?

花びらが重なり合う様子が美しい芍薬(シャクヤク)。

学名はPaeonia lactiflora 英語名はChinese poeny, common garden poenyです。

耐寒性に優れ、東アジアで自生していた芍薬(シャクヤク)はやがて日本やヨーロッパに伝わり、それぞれの地で異なる園芸品種が生まれました。

国内では長野県などで芍薬(シャクヤク)の生産が行われています。

花の豪華さから育て方が難しそうに見えますが、芍薬(シャクヤク)は園芸初心者の方でも栽培を楽しめるお花です。

育て方の前に、簡単な芍薬(シャクヤク)の基本情報をみていきましょう。

芍薬(シャクヤク)の原産地

芍薬(シャクヤク)の原産地は、チベットから中国北部、シベリア東部などの一帯です。

背丈は1mほどで、広がって成長します。

日本に渡来したのは平安時代で、はじめは薬用目的でした。

しかし白や紅色の花が美しい芍薬(シャクヤク)は、次第に観賞用となり江戸時代には園芸植物として人気があり、その育て方が広まり定着しました。

一方ヨーロッパでも多くの品種が生まれました。

日本の華麗さとは趣のやや異なる、小ぶりできれいな花色が好まれ、人気のお花となりました。

芍薬と牡丹の違い

芍薬(シャクヤク)と牡丹(ボタン)は良く混同されます。

見分け方は難しくありません。

芍薬(シャクヤク)は多年草で、葉は先端の尖った長楕円で蕾は丸です。

しかし、牡丹(ボタン)は、葉に艶が無く葉先が分裂していて蕾の先端は尖っています

牡丹(ボタン)が4月下旬から5月中旬に咲くと、芍薬(シャクヤク)が5月~6月に咲きます。

ハイブリッドシャクヤクをご存知でしょうか。

シャクヤクとボタンの交配改良種です。

品種にはオリエンタル・ゴールドなどがあり、美しい色が特徴です。

他にも、「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という有名なことわざがありますが、それは姿や立ち居振る舞いの美しい女性を花に例えたものです。

なお、芍薬(シャクヤク)の花言葉についてはこちらの記事に詳しくまとめておりますので、参考にしてみてください。

シャクヤクの花言葉
芍薬(シャクヤク)の色別の花言葉と花の咲き方を画像付きで詳しく解説!

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芍薬(シャクヤク)の育て方

シャクヤクの育て方

芍薬(シャクヤク)は正しい育て方を行うことで、どなたでも育てることができます。

芍薬(シャクヤク)の栽培は日常に小さなワクワク感が生まれます。

それでは具体的な育て方をみていきましょう。

 日当たりや置き場所

芍薬(シャクヤク)は日光を好みます。

日当たりが良く、風通しの良い場所で育てるのが理想的です

半日の日照があれば育ちます。

日光が不足すると花が咲きにくくなります。

鉢植えの場合、花期には強い風や雨に当たらない場所に移動しましょう。

耐暑性もありますが、植木鉢栽培の場合真夏の西日は避けましょう

真横から長時間日照を受けると、鉢の土中温度が上昇して良くありません。

植木鉢の置き場所を東側に移動させたり、株元をワラで覆うなど対処しましょう。

 水やり

鉢植えの土表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すぐらいたっぷりと与えます。

鉢皿に残った水は根腐れ防止のため、忘れずに捨てましょう。

夏は水やり頻度を増やし、朝か夕方に与えます。

冬の水やり回数は減らします。

地植えの芍薬(シャクヤク)が根付いたあとに水を与え過ぎると、根腐れのリスクが発生します。

芍薬(シャクヤク)の根自体が水分を吸収するのが望ましいので、よほど乾燥しない限り散水の心配は不要です。

 栽培温度

芍薬(シャクヤク)は品種により異なりますが冬、50~60日0℃の低温に遭遇することで成長します

耐寒性を備えている芍薬(シャクヤク)ですが、霜が継続的に降りる地域では寒さによるダメージが予想されます。

株元にバークチップなど撒くのがおすすめの育て方です。

 肥料

肥料は芽が成長する3月と、花後の9月~10月に与えるのがおすすめです。

5月のお礼肥をする場合もあります。

成長期には液体肥料を規定量に薄めて水やりと兼ねて与えましょう。

植え付け時に元肥として2年ほど効力のある緩効性肥料をミックスしたり、追肥として芍薬(シャクヤク)の株元に2か月ほど効力のある緩効性肥料を撒くと良いでしょう。

 用土

地植えの場合同じ場所で何年も栽培しますので、排水性に富み、保湿性のある用土を用います。

 植え付けや植え替え

9月下旬から11月上旬は、芍薬(シャクヤク)の根が成長する時期ですから、植え付けや植え替えの適期です。

苗から芍薬(シャクヤク)を植え付ける場合は、希望の花色を決めておきます。

お好きな色や庭で咲いた時をイメージしたり、鉢植えの置き場所で映える色などを選びましょう。

花の咲き方が豊富な芍薬(シャクヤク)は、シンプルな一重咲き~八重咲、バラ咲きなどからお好みの品種を選べます。

芍薬(シャクヤク)の苗はゴボウに似ていてしかも株状です。

様々なサイズと形状をしているため8号以上の植木鉢を予定しておくと安心です。

芍薬(シャクヤク)は根が十分成長すると立派な花を咲かせます。

2、3年ごとに植え替えを行い、大き目な鉢で栽培するのが育て方の基本です。

地植えの場合には5~10年程度は場所を変える必要はありません。

剪定

芍薬(シャクヤク)の育て方の中で、剪定は大切な作業です。

種類ごとにみていきましょう。

1 【芽かき】

主な茎ではなく、細く脇からでている茎についたわき芽はカットします。

2 【摘蕾】

蕾がでたら、頂点の蕾以外は取り除き、花を咲かせたい蕾に栄養が渡るようにします。

3 【花がら摘み】

花が咲き終わって萎れてきたら、早めに花の首部分から取り除くと外観だけでなく、病害虫予防にもなります。

清潔な鋏を使用しましょう。

4 【刈り取り】

宿根草ですから冬には枯れます。

しかし土中では生きているため、次の年に再び花が咲く可能性があります。

株元からばっさり刈り取りましょう。

葉が緑から黄色みを帯びてしっかり枯れた時が刈り取りのタイミングです。

株分け

芍薬(シャクヤク)の株が大きくなったら、株分けするのがおすすめです。

初秋が適期で、根を傷めないよう、丁寧に堀り上げます。

地上部分を根の長さ程度切りそろえ、芽が3個程度つくように株分けして植え付けましょう。

 病害虫

灰色カビ病にかかるかも知れません。

ボトリチス菌が原因です。

症状は、花なら赤褐色の小さな斑点が見られ、葉は暗い緑色や灰色がかった緑色になり株全体に広がります。

20℃程度で多湿時に発生しやすいです。

花がら摘みをまめに行なったり、薬剤散布で予防に努めます。

アブラムシがつくことがあります。

早期に発見して、薬剤散布で対処します。

【動画】芍薬(シャクヤク)の育て方・日常管理(苗の植え付け方法)

特に芍薬(シャクヤク)の苗の植え付けを、動画でわかりやすく説明してくれます。

特に初心者の方におすすめの動画です。

芍薬(シャクヤク)を楽しむ

芍薬(シャクヤク)は育て方が良ければ、切り花にして飾れるお花です。

ご自宅観賞用はもとより、お客様のウェルカムフラワーにも喜ばれます。

リビングに1,2本切り花の芍薬(シャクヤク)が飾ってあるだけで、お花の生気が空間に漂います。

育て方を覚えて、芍薬(シャクヤク)を育ててみませんか?

ホームパーティを開く日に、切り花を買いに出かけなくても、鉢植えやお庭の芍薬(シャクヤク)を根元近くから切って飾ると、豪華な飾りつけになります。

まとめ

いかがでしたか?

芍薬(シャクヤク)のお花や育て方についてお伝えしました。

寒さに強い芍薬(シャクヤク)は、日本で育てやすいお花だとお分かりいただけたでしょうか。

芍薬(シャクヤク)は植物園などで観賞するだけでなく、育て方を知って植え付けをすれば鉢植えや地植えで、ご自分だけのシャクヤクの花を咲かせることができます。

機会があったらぜひ試してみて下さいね。

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