春の花

水仙(スイセン)の育て方!球根の掘り上げや増やし方は?毒性にも注意!!

投稿日:

清楚で可憐な水仙(スイセン)は、日本では大変馴みのあるお花です。

バラやユリとは違う美しさがあります。

水仙(スイセン)は数本でも、群生していても大変綺麗です。

水仙(スイセン)の育て方を覚えて身近に飾れば、きっと冬から春にかけて季節の移ろいに敏感になることでしょう。

水仙(スイセン)は初心者の方でも栽培できますので、育て方をご紹介します。

水仙(スイセン)の英語名などの基本情報

水仙(スイセン)の学名はNarcissus、ヒガンバナ科スイセン属の球根性多年草で10~50cmほどの背丈になります。

英語名はdaffodilまたはnurcissusです。

水仙(スイセン)の原産地はポルトガル、スペインや北アフリカなどの地中海沿岸諸国です。

英語名のnurcissus(ナルシサス)はギリシャ神話がもとになっています。

ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスは、神のネメシスに呪いをかけられ、水面に映った自分の姿に見とれてしまいます。

やがてナルキッソスは死んでしまいますが、そのあとに咲いたのが水仙(スイセン)だと言われています。

ストーリーの面白さはもとより、そんなに古くから水仙(スイセン)が咲いていたことに驚きます。

水仙(スイセン)の咲き方をチェックしておきましょう。

水仙(スイセン)の咲き方

水仙(スイセン)の原種は世界に60種類程あり、園芸品種も各国で多数存在し、その数1万以上と言いますから驚きですね。

1番分かりやすい分類は「日本水仙」と「西洋水仙」です。

スイセン(水仙)の色別花言葉
(写真:ニホンズイセン)

日本水仙はもともと地中海の出身ですが、日本に帰化した水仙で、茎の先端に白い花を咲かせ、中央に黄色い副花冠があります


(写真:ラッパズイセン)

一方西洋水仙は、黄色い花びらの中央にラッパ状の副花冠があります。

ヨーロッパに多く自生しています。

しかし西洋水仙=ラッパズイセンではありません。

水仙(スイセン)は花弁の長さと副花冠の組み合わせが豊富ですが、3つに分類できます。

① 副花冠が花弁の長さより長い⇒「ラッパ(喇叭)ズイセン

② 副花冠の長さが花弁の1/3以上⇒「大カップ

③ 副花冠の長さが花弁の1/3以下⇒「小カップ

英国王立園芸協会の分類によると、ラッパズイセンの他にも花弁と副花冠の区別がつきにくく、華やかな印象の「八重咲き」や、副花冠が口紅を付けたように見える「口紅ズイセン」などに分かれています。

次に水仙(スイセン)の育て方をご紹介します。

水仙(スイセン)の育て方

水仙(スイセン)は野生もしていて、散歩の途中で見かけたり、水仙(スイセン)の絶景地を訪れて観賞するのも楽しいですが、栽培を楽しみながら身近に自然を感じるのもまた楽しいものです。

耐寒性にすぐれた水仙(スイセン)の育て方をご紹介します。

日当たりや置き場所

水仙(スイセン)は日当たりの良い場所で育てると球根も健康的に成長します。

花が咲く前日光をたっぷりと当て花が咲いたら半日陰に置くのが理想的な育て方です。

半日陰とは1日のうち午前か午後日照があたるような場所を言います。

具体的には東に面した窓やベランダ、あるいは木漏れ日が当たる場所などです。

この点、水仙(スイセン)の鉢植えなら場所移動が簡単な点がメリットですね。

水仙(スイセン)には太陽の方に向く性質、向日性がありますのでお庭のデザインをする時のために覚えておきましょう。

水やり

鉢植えの水仙(スイセン)は、鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出すぐらいたっぷりと与えます。

受け皿に溜まった水は捨てます

地植えの水仙(スイセン)は、秋に植え付けたら1か月間は土が乾くごとに水を十分に与えるのが正しい育て方です。

植え付けたあとは冬に向かい寒くなるため、できれば暖かい日の午前中に水を与えます。

春は再び水切れしないようにきちんと水やりを行いましょう。

夏は休眠期ですから水は控えます。

栽培適温

水仙(スイセン)が健康に育つための温度は-5℃~20℃の間です。

また水仙(スイセン)が美しく育つには0℃に40日程遭遇させるのが理想的な育て方です。

肥料

植え付け時に元肥として腐葉土をミックスします。

花が咲いたら追肥として緩効性肥料を2か月ごとに置くか、液体肥料を薄めて月に2回程度与えると、球根が充実します。

用土

土は水はけのよい物を用意しましょう。

赤玉土7:培養土3または赤玉土6:培養土3:砂1の割合でミックスします。

初心者の方は市販の「球根の土」を使用すると便利です。

PHは中性もしくは弱アルカリ性が良いでしょう。

植え付け

水仙(スイセン)の植え付け適期は10~11月です。

ニホンズイセンを8月位に植えると11月ごろから開花しはじめます。

鉢植え

6号の鉢を用意し、球根を5個植え付けると咲いた時に見応えがあります。

目安は球根同士の間を5cmほどとり、4cm前後の深さに植え水をたっぷり与えます。

地植え

球根同士の間は15cm前後、やや深めの6~10cmに植えます。

植え付け後は水をたっぷり与えます。

地植え適地は落葉樹の周辺で日当たりの良い場所です。

木漏れ日の半日陰が水仙(スイセン)にとって良い環境となります。

花がら摘み

花が咲き終わったら、花をカットするのが育て方のポイントです。

葉の部分は切らずにそのまま残しておき、水やりを続けます。

葉を切ってしまうと球根が育たず、次回の花が咲きにくくなります。

初夏には葉が枯れます。

増やし方

水仙(スイセン)の増やし方は種まきよりも、球根がおすすめです。

植えて3~4年たったら、7月以降、水仙(スイセン)の葉が枯れ切ったら球根を堀上げると親球に新たな球根ができているものがあるはずです。

手でほぐして分球すればふやせます。

小さい分球の開花には複数年かかるかも知れませんが、辛抱すれば花がつくようになります。

水仙(スイセン)の球根や葉には毒性がある

水仙(スイセン)の球根はタマネギに良く似ています。

さらに細い葉はニラに似ています。

ヒガンバナ科の植物はヒガンバナアルカロイドを含み、これは有毒物質です。

知らずに食べた場合は、嘔吐や下痢などの食中毒症状が出ます。

水仙(スイセン)の球根や葉を間違えて採取したり、キッチンに持ち込んだりすることのないように最大の注意を払いましょう。

病害虫

ウィルスに感染するかも知れません。

症状は葉に黄色条斑が現れる場合や葉の基部付近にモザイク状の模様が出る場合があります。

予防は健康な球根を用い、作業用の刃物は消毒して使用することです。

古くからある品種ほどウィルスに強い傾向があります。

【動画】カインズ花図鑑・水仙(スイセン)

スイセンの日常管理を動画で説明しています。

栽培の月別カレンダーなど、初心者の方でも良くわかるおすすめの動画です。育て方が良く理解できますよ。

まとめ

親しみ深い水仙(スイセン)の育て方をご紹介しました。

日光の当て方や温度管理、球根の堀上げ時期などが育て方のポイントでしたね。

渡来に関しては室町時代以前に日本に渡来していた、という説や海流に乗って漂着したという説があります。

一見同じに見える水仙(スイセン)も品種ごとに形が違うのですね。

この次植える花に迷ったら、身近な水仙(スイセン)を思い出して栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。

記事下

記事下

-春の花,

Copyright© zelogos , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.